50kW未満太陽光設備1つめの計画 (6)

  1. 太陽光発電(ソーラー発電)用の用地の分譲 – 坪1~2万円 それを売りにしているので電柱とか日射量の条件はそれなりにクリアしているという安心感。
  2. 太陽光発電用というわけではないけども発電用に使えそうな広さ・条件の売地 – 中には太陽光発電用地としてもおすすめ、などと書かれているもの。とはいっても不動産屋さんがわかって書いているのは疑問なことも。(日当たりがよければそれでいいというものではないのですが。)
  3. 50 kW未満のシステムも込みで分譲 – 1,600万円~2,000万円くらい。

1.は、ひところに比べるとかなり売れてしまっているようで、ネットで検索をした限りではあまり多くないように思えます。土地だけだと値段も大きくありませんから、売主ならともかく、仲介しても大して儲かりませんし、小分けして売る手間を考えるとメガソーラーやっちまったほうがいいのかもしれません。

2.は、地方の不動産屋さんのホームページなどでちらほらとあります。とはいっても、50kWなら200坪から300坪必要ですが、一般的な住宅や別荘は100坪とか150坪くらいまでが多いです。200坪や300坪の土地は多くはありません。その中で、日当たり、低圧配電線、周辺環境など、条件を満たしたところを探していくことになりますから、気長に探す必要があるでしょう。ホームページに掲載されている物件が全てではありませんから、不動産屋さんに条件を伝えて、出物があれば連絡をしてもらえるように依頼することも必要でしょう。なお、問い合わせをしても無視されることがありますが(笑)、忙しいのか、太陽光発電に思うところがあるのか、いろいろな事情があるのかもしれませんので、落ち込んではいけません。

3.は、完売のものもありますが、まだまだ売り出し中にものもあります。金融商品と半ばなりつつありますが、「発電所を持つ」ことをゴールとすれば、お手軽にゴールに達成できる選択肢ではあります。その後の維持管理はもっと大切なことですので、それはだれがするのか、売主に委託できるのであればそのコストはいくらなのか、含まれる維持管理の内容などはよく確認したいものです。なお、見た目の合計金額が同じくらいであっても、土地や機材の値段を推定してみると値段設定に「?」がつくものや、発電量や収支のシミュレーションが甘いのではというものもあります。このような視点からも売主等のある程度の信頼性が読めるかもしれません。

私の印象ですが、東京から車で日帰り圏内の場合、こんな感じです。

  • 坪5,000円程度 – 電線がない・相当な整地が必要、相当人里離れたところで盗難が心配など、相当厳しいかな。
  • 坪10,000円程度 – 日当たりに多少の難があったり、整地が必要であったりなど、慎重な判断が必要かな。
  • 坪20,000円程度 – 日当たりよし、電線もあり、整地もそれほどは必要ない物件が多いかも。250坪でも500万円です。発電所の運転期間中にそこに行くのが楽しいような場所、手放すときに買い手が付くような特徴のある場所など、「+α」がぜひほしいかな。

私にとっては最初の発電所なので、土地に思い入れをもってやりたいもの。予算的には苦しいところはあるのですが、「+α」のあるような土地を探していきたいと思います。

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