おすすめニュース14点盛り (いよいよですか、今日から10月ですねの巻)

保定天威英利新能源、社債償還不確実に
2015/9/30 23:19
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX30H0D_Q5A930C1FFE000/

【保定天威英利新能源(中国太陽光発電パネル大手) 10月13日に償還期限が来る5年物社債について、市況悪化のため赤字が続いており、償還に不確実性が存在すると発表した。】
【同社は米ニューヨーク市場に上場するインリー・グリーン・エナジー・ホールディングの子会社。】
→ 不確実性が存在、ですか・・・。なんとなくさらりとした重い言葉ですね。

【発行額は10億元(約190億円)。】
【「遊休地の売却によって8億7500万元を確保できる見通しだが、償還期日に間に合わない可能性がある」】
→ あと1.25億元(24億円)ですか・・・というか、遊休地を売って166億円捻出というのは、どれだけ遊休地を持っていたのでしょうか。

再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会を設置します
http://www.meti.go.jp/press/2015/09/20150904001/20150904001.html

【経済産業省は、再生可能エネルギーをめぐる制度的な見直しを行う専門的な検討の場として、新たな有識者会議「再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会」を設置し、検討を開始します。 】
→ ちょっと以前の件で恐縮でありますが、ここでいろいろ議論されるようですので、こまめにチェックをしておくといろいろとよいかもしれません。配布資料や議事録などは
資源エネルギー庁TOP> 審議会・予算> 審議会情報> 総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/
で読めます。

2016年以降の固定価格買取制度、「設備認定」は「系統接続契約」の後に?
2015年9月28日掲載
http://www.kankyo-business.jp/news/011371.php

【平成24~25年度50kW未満の分割案件(合計して400kW以上となるもの)(約6.3万件)についても、今後聴聞を加速し、2年をメドに聴聞・取消しを実施する計画だ。】
→ 危ないものをお持ちの方(分譲屋さんが多いのでしょうけれども)は、お気をつけください。

2015年09月27日 12:25
九州電力:太陽光発電の実状~供給過剰の例
http://blogos.com/article/136105/

【太陽光や風力など再生可能エネルギーは、不安定電源であるからと言って、否定されるべきではない。国産の自然エネルギーでもある太陽光や風力は、それらを活用した分だけ輸入化石燃料消費量が削減される。その点が大きなメリットであることは、もっと強調されて良い。】
→ そう思います。

【極端な“再エネ信仰勢力”には、再エネさえあれば原子力も火力も必要ないといった思想が蔓延しているようだが、それは大きな間違い。】
→ 再エネさえあれが他はいらんという思想には「?」ではありますが、原子力はさてはてどうなんでしょうか。

【当面の日本のエネルギー需給構造を俯瞰すれば、】
→ 当面はそうですね。急に構造を変えられるものではありませんし。

【実際、再エネ大国ドイツでは、再エネの大量流入による採算悪化で火力発電所閉鎖が顕在化しつつある。】
→ これは問題だと思います。急に閉鎖を強いられては発電を所有する会社もたまったものではありませんし、安定的なビジネスができません。

【法制的には、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」(=現行の再エネ固定価格買取制度の根拠法)の対象に、原子力発電と火力発電を追加することが柱。】
→ 火力も原子力も対象にするなら、もうほとんど全部ですから、「特別措置法」ではなくて、特別な措置の法律でなくてもいいのではと思います。

電力需給 今夏も余力 原発再稼働の根拠揺らぐ
2015年9月28日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015092802000134.html

【節電の定着や企業・自治体の大手電力離れで需要が減る一方、電力会社間の融通や太陽光発電の増加で供給力を確保し、電力の安定につながった。】
【夏を乗り切れた理由について、電気事業連合会の八木誠会長は「節電が大きな要因」と説明。】
→ 上は記者さんが書かれたもの、下は電事連(素性のすっきりしない(棒読み)任意団体)のご説明であります。電事連さんにはあまりありがたくないような事実があるようでありますが、そこはお察しくださいですね。あちら側にもこちら側にもいろいろと事情があるものですから、紳士的にいきたいものです。

【電力考】太陽光発電は安価と安全の追求を (1/3ページ)
2015.9.28 05:00
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150928/cpd1509280500003-n1.htm

【50キロワット以上の設備には、主任技術者選任や保安規程の届け出が課せられているが、これを嫌がる事業者が意図的に50キロワット未満に分割した認定申請をしている実態が判明。】
→ 「50kW未満だと投資商品として転売しやすい」「中途半端に50kWを超えてしまうと、キュービクルや、主任技術者のコストで割高になってしまう」というところでしょうか。弊社(当ブログ主)的には200kW以上できるようなところで、資金調達もできるものならわざわざ小分けにはしたいとは思います。転売? いえ、自分でやりますよ。

【経産省当局に対して各方面から不当な要求や圧力が多いと聞く】
→ ありそうですね。不当な要求は当局に直接なのでしょうか、それとも間に・・・。一部のインターネット掲示板には「ソーラーヤクザ」なんて単語も。あ、このへんもお察しくださいですか。

【太陽光発電については、コストの低減とともに、安全性も追求すべきことが、今回の東日本豪雨で実証された。間違っても、東日本大震災による福島第1原子力発電所事故の直後から起きた“原子力即ゼロ論”のような、短絡的な“太陽光即ゼロ論”が世の中を席巻する事態は避けねばならない。そのためにも、安価で安全な太陽光発電を推進する処方箋が必須である。】
→ 全く同意であります。

2015年09月30日 13時30分 更新
電力供給サービス:
最悪の発電コスト、日本に未来はあるのか
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1509/30/news123.html

【調査対象となった22カ国全てで、原子力が最も低コストになった。それでも太陽光を中心とした再生可能エネルギーは5年前と比較して、火力発電を追い越すところまで低コスト化している。ただし、日本はこの恩恵をあまり受けていないようだ。】
→ まず原因を特定・つぶして、「恩恵」を「受けられる」ようにしないといけませんね。

ゴルフや野球のボールで、太陽光パネルのガラスが割れる
隣接地からフェンスを飛び越えた打球が当たる
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
2015/10/01 00:00
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302961/092900003/

【ゴルフや野球のボールによって、太陽光パネルのカバーガラスが割れたと推測でき、その近くにボールが落ちていた場合でも、割れた瞬間の状況を確認していない限り、賠償を求めるなどといった対応を要請することは難しいのではないかという。】
→ 全部監視するわけにもいかないので、こればかりはなんとも・・・。

北海道安平町に国内最大級・111MWのメガソーラー
地域と連携し、「まち自慢」の発電所に
金子 憲治=日経BPクリーンテック研究所
2015/09/29 00:00
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302960/092800005/

【ここで紹介されている「まち自慢」のメガソーラー(大規模太陽光発電所)とは、「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」だ(図1)。】
→ 最大「級」で「まち自慢」というのは少しインパクトにかけるような気もいたしますが、せっかくですから「ぐぅ」も出ないようなものをお願いします(無責任)。でも、これ、千歳空港に着陸する飛行機からでも見えそうですね(by 元道民)。

【実は、当初、第2期分の建設も計画されていたが、北海道電力が2013年4月、接続申し込みのあった出力2MW以上のメガソーラーの案件のうち、約4分の1しか電力網に受け入れられないと発表した影響により、第2期分の建設を断念した経緯がある。】
→ せっかくですから、ソフトバンクさんの政治力(棒読み)でねじ込んで日本一を目指すか、それとも土地があるならパネルを文字状に並べて何かをアピールしてみてはどうでしょう(また無責任発言)。

太陽光パネル乱立で進む森林伐採に揺れる山梨県北杜市シニア別荘地
社会 週刊実話
2015年09月28日 11時01分
http://npn.co.jp/article/detail/20424129/

【エコでクリーンなイメージの太陽光発電が、実は“環境利権”の巣窟であることはあまり知られていない。日照時間が長いのを良いことに、同市は今やそのターゲットとなり、破壊的とも言える環境破壊が進行しているのだ。】
→ 知ってた。

【地元住民には『余っている土地はないか』、『太陽光に投資しないか』と嵐のような業者からの電話攻勢が続いていた。】
→ すごかったみたいですね、土地をお持ちの方には。当ブログ主は土地持ちではなかったので(今は少し土地持ち)、そういうお電話は全くありませんが。

【結果、1kWあたり43円というベラボウに高い買取価格(EUの3倍の水準)が決まった(現在は34円)。】
→ ん? 43円というのはきっと最初の40円+消費税8%で43.2円のことかなと思いますが、34円というのは・・・? 32円+消費税8%で34.56円のことでしょうか。

【「3年前から“法的拘束力のある規制を”と住民の運動は始まっているが、市側の反応は鈍い」(地元住民)という。】
→ なぜ市の動きが鈍いのか、そこはぜひ突っ込んでいただきたいところであります。

【こうした問題は全国各地で起き始めているという。“環境に優しいエネルギー”が自然を破壊するのであれば、本末転倒も甚だしい。】
→ 全くであります。

住民に不安と不満、越水被害地区 市の見舞金3万円
[2015年9月27日8時40分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/1544617.html

【市から配給される食糧も「朝夕でおにぎり2個とか、パン1つ。おかずはあまりなく、ツナ缶が出たことはあった」という。】
→ 市からの配給がずいぶん残念な内容の気がしますが、配給の内容は法律ででも決まっているのでしょうか。配給のための調達も困難な状況ではないように思えるのですが・・・。

山が突然切れていた…自然堤防十一面山に記者が登る
[2015年9月16日9時59分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/1538894.html

【施設周辺には金網があったが、泥水で押し倒されていた。施設の下流側から、住民が自然堤防と呼んでいた十一面山に登った。川沿いに高いところで5メートル、低いところで2~3メートルの小高い丘だ。ソーラー施設側に近づくと、足元で山が切れていた。
近隣住民によると、そこがソーラー業者が切り崩した下流側の端に当たるという。上流側を見渡すと遠くに同じような木の生えた丘の断面が見える。山の上から下の砂地まで2~3メートル。山の上に生えた雑草などを見た限りでは、浸水した周辺住宅やソーラー施設にこびりついていた枯れ草や泥などはついていなかった。】
→ 「2~3メートル」ですか・・・。「2メートル」とはちょっとちがう雰囲気ですね。

【開発物語】ソーラーフロンティア「CIS太陽電池」
2015.9.28 05:00
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150928/bsc1509280500002-n1.htm

【「製造工程もシンプル。中国メーカーのシリコン系と互角以上に戦える」と強調する。】
【「(CIS電池という)独自の道を突っ走るしかない。これからもぶれずに行きたい」と、オンリーワンへのこだわりを強調する。】
→ 期待してます! ご縁があればぜひ次はCISパネルも検討したいと思います。(なかなかご縁がないところではありますが、特に弊社のファイナンスとの関係で。)

【「一夜にして変換効率を高められたわけではなく、積み重ねがものを言っている」と成功の理由を分析する。製造装置を自社開発することは、社内にノウハウを蓄える上でも役立っている。】
→ ノウハウの蓄積は大事ですね。

ソーラー搭載、電動アシスト4輪車で北海道縦断
2015年09月28日 15時13分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150928-OYT1T50065.html

【21日に函館・五稜郭を出発、小樽を経由し、日本海側を北上した。】【27日、稚内・宗谷岬に到着した。】
→ ということは、1日100kmくらいの移動距離だったということかと思います。(by 元道民)

【4輪自転車の屋根に出力245ワットのソーラーパネルを取り付けた。常時充電するため、バッテリーは常に満充電の状態という。】
→ 0.245kW×日射量5.00kWh/日(夏で天気がいいということで)×7日×80%で計算すると6.86kWh。電気代に換算すると200円ほどですが、これでかなりアシストしてもらえると結構楽ですね。

■ お知らせ(1)
弊社のロクテックあびこ発電所(通称「ねぎソーラー」)(パネル 37.2kW・パワコン 29.7 kW)の発電量(TIGO EnergyによるDC側発電量(パネル発電量合計値))は、いつでもこちらからご覧いただけます。実際の売電量はTIGO EnergyによるDC側発電量の90%前後です。また、「ねぎソーラー」の過去の売電量は弊社発電設備の発電実績からご覧いただけます。

■■ お知らせ(2)
当ブログの次回の情報交換会は、10月16日(金曜日)です。場所は新宿近辺、19:15から、会費は3,500円(消費税込み・弊社謹製領収書付き)です。ご参加表明をお待ちしております。

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