2016年こそエクストリーム過積載で収入最大化に挑む(1)

某氏のブログのタイトルのような記事のタイトルでありますが、あまり気にせずにいこうと思います。

この記事は、毎度お馴染みの MONSOLA11 の、某所の年間平均の日射量データをもとに考察をしてみたいと思います。

「真南向き設置」

  • 傾斜角10度 3.84
  • 傾斜角20度 3.99

「真東または真西向き設置」

  • 傾斜角10度 3.58
  • 傾斜角20度 3.50

月ごとだったり、METPVのデータを使えばもっと正確なのですが、おなかいっぱいなので、今回は見送ります。

一部で熱い議論・検討がなされている東西設置による「朝夕の発電量の引き上げ」であります。「パネルを東向き・西向きで半数ずつ背中合わせに設置」により、「朝方は東向きの、夕方は西向きのパネルによる発電量の引き上げ」「昼間はいわゆるピークカットが生じるから真南向きでなくていいよね」は正しいのかをさらりとだけ検討してみたいと思います。

  • 便宜上、パネルの発電可能量(いわゆるピークカット考慮前)は日射量と正比例するものとします。
  • 当ブログや某所や某社さんのシミュレーションでは過積載率150%くらいでいわゆるピークカット(当ブログ的には「ポイ」)は3%ないし5%程度のようです。真南設置・過積載150%や160%程度の場合の「ポイ」率は年間平均で5%と仮定します。
  • 敷地はそれなりに余裕があって影の影響は考慮しなくていいものとします。
  • パワコンにおける制約(MPPTの個数や異方向設置のパネルが混在する接続による問題)はここでは考慮しないこととします。

という仮定・前提条件で検討をしてみようと思いましたが、あっけなく一般的な過積載(160%未満程度の「スーパー過積載」レベル)で「朝夕の発電量の引き上げ」はあまり期待できなさそう、という結論が出てしまいます。理由は次のとおりです。

  • 「真南向き設置」の場合の日射量から「5%」をポイしても、「真東または真西向き設置」よりもまだ大きいです(3.84から5%引くと3.65、3.99から5%引くと3.80)。
  • つまり、「ポイ」(いわゆるピークカット)5%くらいの「真南向き設置」過積載なら、同量のパネルの「真東または真西向き設置」を検討するに値しない、と言えます。

では、「パネルを東向き・西向きで半数ずつ背中合わせに設置」には本当に可能性がないのでしょうか。いえ、きっとありまぁす。(なければわざわざこんな記事は書きません。)

  • 「パネルを東向き・西向きで半数ずつ背中合わせに設置」は、影の影響がほとんどないなので(フェンスや電柱はあるかもしれませんが)、敷地の利用効率が極めて高くなります。
  • また、「ポイ」(いわゆるピークカット)が大きければ「パネルを東向き・西向きで半数ずつ背中合わせに設置」の優位性が出てくるかもしれません。

日射量からは、「真東または真西向き設置」の場合は発電量が1割ほど下がる、と読み取れます。「パネルや架台その他パネル増量に係るコストが十分安い」「40円とか36円とか32円あたりの権利を最大限しゃぶりつくしたい」、そんな方の場合には、パネルの単位あたりの容量が1割程度少なくなっても、総容量を増やすことが有利のように思えます。また、「朝方は東向きの、夕方は西向きのパネルによる発電量の引き上げ」「それと対応して正午前後のいわゆるピークが低くなるので「ポイ」が減るはず」ですから、「1割ほど」の差よりも小さくなる可能性がありそうです。

「とにかく詰め込みたい」「東西設置しても近隣に反射光の影響が出なさそう」「予算ならあるからぶっこみたい」そんな方は、前向きに検討されてみてはいかがでしょうか。

今後もヒマがあれば(?)このネタで引っ張りたいと思います。

■ お知らせ(1)
弊社のロクテックあびこ発電所(通称「ねぎソーラー」)(パネル 37.2kW・パワコン 29.7 kW)の発電量(TIGO EnergyによるDC側発電量(パネル発電量合計値))は、いつでもこちらからご覧いただけます。実際の売電量はTIGO EnergyによるDC側発電量の90%前後です。また、「ねぎソーラー」の過去の売電量は弊社発電設備の発電実績からご覧いただけます。

■■ お知らせ(2)
当ブログの次回の情報交換会は、2016年1月30日(土曜日)を予定しております・・・が、その前に、というお声も一部からあります。日程についてはいろいろと検討をしたいと思います。ご参加表明は弊社(「合同会社ロクテック」)について・連絡先に記載のメールアドレス宛のご参加表明とわかる件名とわかる電子メールにでお願いいたします。

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