買取単価24円のダブル過積載にエクストリーム膨大なデータで挑む妄想(1)

弊社の「ねぎソーラー」、パネル120枚・1年分の発電量等データをもとに、同じ設置環境下の買取価格が24円で仮にパネルを増量してダブル過積載に挑んでみると儲かるのか、シミュレーションしてみました。妄想だけならタダでありますし、人畜無害であります。

弊社の「ねぎソーラー」はパネルが18度ほど西を向いていたり、傾斜角が主に15度(一部25度くらい)だったりはしますので、パネルの向きが真南だったり、傾斜角が10度だったり20度だったりすると多少は結論が変わるはずであります。とはいえ、傾向をつかむには問題はないかと思います。

仕様・コストは以下のとおり想定をしました。

  • 金額の計算はすべて消費税抜き
  • システム一式施工込みでパネル79.2kW・パワコン49.5kWの「エクストリーム過積載」(過積載160%)で1,584万円(20万円/kW)
  • 土地代・連系費用・その他は一式で400万円
  • パネルを増量・減量する場合は上記システム一式施工込み価格から15万円/kWで調整
  • 買取単価は24円/kWh
  • 「ぽい」が生じない場合にはパネルでの発電量(TIGOによるデータ)の92%が売電されると想定(「ねぎ」の実績値は約90%)

結果ですが、以下のとおりです。

  • 単純(表面)利回りは過積載率160%で10.79%、180%で10.80%。この間に利回りのピークがあります。
  • 過積載率160%→180%に増量するための費用の回収年数(単純計算)は9.21年
  • 過積載率180%→200%に増量するための費用の回収年数(単純計算)は11.18年
  • 過積載率200%→220%に増量するための費用の回収年数(単純計算)は12.94年
  • 過積載率220%→240%に増量するための費用の回収年数(単純計算)は14.65年

土地が余っているからといって200%を大きく超える過積載に挑んでも、200%を超える状態でのさらなる増量のコストの回収年数が約13年以上になってしまいますから、利益はあまり期待できなさそうであります。かかる税金なども考えると、総売上金額重視であっても、「余った土地に無理に詰め込まない範囲内で」「土地にまだ余裕があれば傾斜角を20度にするなどゆとりの配置で」「ダブル過積載(過積載率200%)程度までを目安にきりのいいパネル枚数まで」が、現実的なパネル容量・配置と考えられます。もちろん、もっと安く調達・施工ができれば、結論は変わってくるわけでありますが。

買取単価が低ければ、同じ容量では売上が少なくなってしまいますから、どうしてもかかる一定の経費を払うと赤字になってしまう「経費負け」をしてしまう可能性も高くなります。ある程度の規模は目指さないといけない、という意味からも過積載で攻めることはますます重要にくるわけでありまして、当ブログ主も、24円でやるならダブル過積載級をと妄想をしているところです。

32円以上くらいのおいしい権利をお持ちの方で、土地が余っていて、パワコンもダブル過積載に対応していて・・・という方は今から増量に挑んでみる価値がありそうではあります。ウラヤマシスです。

■ お知らせ(1)
弊社のロクテックあびこ発電所(通称「ねぎソーラー」)(パネル 37.2kW・パワコン 29.7 kW)の発電量(TIGO EnergyによるDC側発電量(パネル発電量合計値))は、いつでもこちらからご覧いただけます。実際の売電量はTIGO EnergyによるDC側発電量の90%前後です。また、「ねぎソーラー」の過去の売電量は弊社発電設備の発電実績からご覧いただけます。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で業者さんはご選定ください。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しない・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの)や、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは、「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではありますので、どうかみなさまにおかれましては、「正しく」利回りや価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)
次回の情報交換会は、5月28日(土曜日) 17:30からです。詳しくは第17回 情報交換会 (「ねぎソーラー」連系2周年記念大感謝特大号) のお知らせです。(1)をご覧ください。

About the author

2 thoughts on “買取単価24円のダブル過積載にエクストリーム膨大なデータで挑む妄想(1)”

  1. こんばんは!
    妄想の展開有難うございます(^^ヾ
    過積載はやった方が良さそうってのは、何となく実感しているのですが、じゃどこまで?と言われると、ホント悩ましいところです。
    記事を読んでいて、機会があればダブル過積載までやっちゃおうかな~なんて思っちゃいました♪

    1. コメントありがとうございます。
      妄想だけだとタダでもできるので、金融機関から資金を引っ張れる信用力も乏しい当ブログ主としては格好のネタにしております。
      実際にどこまで過積載に挑むかは、パワコンが対応できるか、スペースがあるか、パネルの増量にかかるkW単価がいくらか、人柱になる心の準備ができているかなどいろいろな要素があるかと思います。当ブログ主としては、パネルの直列枚数を増やすと直流側の電圧が上がることで直流側で生じるロスは減らせますから、「パワコンが許す範囲で直列枚数を増やして」「パワコン台数や並列数は設置スペース次第」なアプローチで枚数を決めています。
      どこぞの番長のように、某TBC社のパワコンの入力を二股にしようみたいなことまで考えると何でもアリになりそうであります(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

2016年5月
« 4月   6月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031