「平成29年4月1日から固定価格買取制度が変わります~固定価格買取制度の認定を受けている皆様へ~」だそうであります

経済産業省からお知らせが出ています。

平成29年4月1日から固定価格買取制度が変わります~固定価格買取制度の認定を受けている皆様へ~
http://www.meti.go.jp/press/2016/05/20160525005/20160525005.html

1.接続契約の締結がお済みでない皆様

新制度では、既に認定を受けている方も、平成29年3月31日までに電力会社との接続契約(注)が締結出来ていない場合には、原則、認定が失効します。

(注) 「接続契約」には、工事費負担金の支払いに関する契約を含みます。

未だ接続の申込みがお済みでない方は、工事費負担金の算出などに一定の期間(9ヶ月程度)かかることがありますので、認定が失効しないよう、早めの接続のお申込みをお願いします。

※なお、平成29年3月31日までに接続契約の締結をご希望の場合、平成28年6月30日までに接続の申込みをしていただくよう各電力会社から御案内がされています。詳細は、各電力会社のHP等で御確認下さい。

ということで、詳しくは電力会社さんへ、ということのようであります。

弊社は西日本方面への野望はあるとはいえ、野望のレベルでありまして、今のところの守備範囲(?)は山梨・千葉・茨城なわけで、「東京電力」さんだったあたりのホームページをまず確認せねばなりません。

まず、「東京電力ホールディングス」さんのホームページでありますが、再生可能エネルギーの固定買取価格制度

2016.05

再生可能エネルギー固定価格買取制度の設備認定を取得されている事業者の皆さまへ

電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の改正法(以下、「改正再エネ特措法」)が国会において成立し、平成29年4月1日に施行されます。

改正再エネ特措法により設備認定制度が変更され、改正再エネ特措法の施行日前日(平成29年3月31日)までに東京電力パワーグリッドと接続契約を締結していない場合は、原則として取得済みの設備認定の効力が失われます。

詳細はこちら(PDF 154KB)をご覧ください。

※東京電力エナジーパートナーと電力受給契約を締結する方についてはこちらをご覧ください。

とお知らせが出ております。

「詳細はこちら」の「詳細」は、平成28年5月25日付の「東京電力パワーグリッド株式会社」さんからの電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法改正に伴う設備認定制度変更等の取扱いに関するお知らせであります。

また、「東京電力エナジーパートナーと電力受給契約を締結する方についてはこちら」の「こちら」は、平成28年5月25日付の「東京電力エナジーパートナー株式会社」さんからの電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法改正に伴う設備認定制度変更等の取扱いに関するお知らせであります。

同じ件名のお知らせでありますが、どちらにも、

※ 低圧単独申込(島嶼分は除く)の場合は、お申込みいただいた書類に不備等がなければ、速やかに承諾(=契約締結)させていただきますが、年度末にかけてお申込みが集中することが想定されますので、早期のお申込みをお願いいたします(書類不備等が発生しないようご留意ください)。

だそうなので、島嶼部以外の東京電力管内で低圧単独申込(いわゆる「分割」ではないということだと思いますが)であれば、速やかに契約締結するけど、年度末はどうせまた例の状態になるから申込殺到する前に出してね、ということのようであります。いわゆる連系費用、工事費負担金のことは特には書かれていないようなのでありますが、今までどおり追って沙汰を言い渡すけども契約は成立としてやる、でももしかしたら3年か5年後な、ということなのか、それとも、またまた「東京電力ホールディングス」さんのホームページでありますが、再生可能エネルギーの固定買取価格制度にある、

再生可能エネルギー発電設備の低圧配電線への系統連系に伴う工事費負担金について、平成28年4月より発電出力単位の工事費単価を設定いたします。詳細はこちら(PDF 142KB)(2016年2月)をご確認ください。

で、ちゃちゃちゃっと機械的に負担金を計算するからさっさと払うことが前提だよということなのかはちょっと気になるところであります。特に荒っぽく最後の「権利取り」を狙われる方には。弊社のようにあまりにまったりやっているところにとっては、いずれ払う数十万円程度の金額であれば、どっちにしても大したことではないのでありますが。

さて、ホールディングスとか、パワーグリッドとか、パートナーとか、英語だらけで、ちょっと「わけわかめ」「いみとろろ」気味でありまして、だいたい会社を分けたくらいで何か変わるんですかとか、同じ件名のお知らせを別の会社から出したりなんだか複雑だなあという気もしないでもないのですが、零細低圧発電設備を持っている弊社のような泡沫事業者はどちらと契約することになるんでしょうかと調べてみたところ、またまた「東京電力ホールディングス」さんのホームページでありますが、再生可能エネルギーの固定買取価格制度の中に

2016.03

平成28年4月1日施行の電気事業法の改正等に伴い、同日付で「再生可能エネルギー発電設備からの電力受給に関する契約要綱」を変更いたします。概要はこちら(PDF 142KB)をご確認ください。

とありまして、「概要はこちら」は、日付が平成28年2月ということになっている、「再生可能エネルギー発電設備からの電力受給に関する契約要綱」の変更についてであります。これによると、

<離島以外>

受給契約の契約者が東京電力エナジーパートナー株式会社(以下「東京電力エナジーパートナー」といいます。)に変更となります(連系に関する事項は,東京電力パワーグリッド株式会社〔以下「東京電力パワーグリッド」といいます。〕等の一般送配電事業者が別に定める「託送供給等約款」「自家発電設備等の低圧電線路との連系に関する契約要綱」等の規定にもとづくものとします)。

だそうであります。カッコがたくさんあってよくわからないので、そこを削ってみると、

<離島以外>

受給契約の契約者が東京電力エナジーパートナー株式会社に変更となります。

だそうであります。なるほど、パートナーだったのでありますか。みなさん、パートナーですか、味わい深いです。

なんだか読みにくいな、この記事、という方。ええ、そうなんです。なんだかパートナーとかなんだとかで複雑なので、複雑に書いてみました。

■ お知らせ(1)
弊社のロクテックあびこ発電所(通称「ねぎソーラー」)(パネル 37.2kW・パワコン 29.7 kW)の発電量(TIGO EnergyによるDC側発電量(パネル発電量合計値))は、いつでもこちらからご覧いただけます。実際の売電量はTIGO EnergyによるDC側発電量の90%前後です。また、「ねぎソーラー」の過去の売電量は弊社発電設備の発電実績からご覧いただけます。で、いつになったら甲府盆地の南の果ての「なしソーラー 1号・2号」(いずれも仮称)の発電量がわかるんだという件についてはちょっと気長にお待ちください。たぶん来月中には。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたりなどなど引きの弱さは自信がありますので、信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しない・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの)や、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは、「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではありますので、どうかみなさまにおかれましては、「正しく」利回りや価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)
5/28(土曜日)開催予定の情報交換会、第17回 情報交換会 (「ねぎソーラー」連系2周年記念&「なしソーラー1号・2号」(仮称)連系記念大感謝特大号)5月22日(日曜日)で一旦参加表明を締め切らせていただきました。その後いただいたご参加表明もお断りはせずにその旨ご連絡を差し上げておりますが、そろそろ席が足りなくなりそうなので、これから先のご参加表明や飛び入りご参加はお断りせざるを得なくなるかもしれません。詰め込みで身動きとれないようなことになっては情報の交換に差し支えが出てしまいますので、そこのところはご理解とご協力を強制いたします。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました