『事後的な太陽光パネル容量の増加への対応』

タイトルで何のことやらお気づきの方も少なくはないと思います、多くもないとは思いますが。

総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会 新エネルギー小委員会(第17回)‐配布資料
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/017_haifu.html

こちらの、配布資料1

改正FIT法施行に向けて 平成29年1月 資源エネルギー庁
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/017_01_00.pdf

の21ページ目、『事後的な太陽光パネル容量の増加への対応』であります。

調達価格等算定委員会において、過積載については「蓄電池を併設した形で、過積載率を高めている事例も見られるため、 実態を調査した上で、必要な対応を検討すべき」との指摘があった。
認定取得後に過積載が行われる場合、例えば、40円案件や36円案件が調達価格を維持したまま、適用される調達価格の想定コストより安価に設備を設置することが可能となるため、国民負担との関係でどのように対応すべきか、今後、調査・検討を進めていく。

制度の趣旨としてはおっしゃるとおりであります。発電事業者が不当な利益を得たり、施工業者これまた利益たっぷりのっけてこれまた「不当」な利益を得たり(資本主義ですからこれが不当といえるのかどうかはともかく)というのは、お上や世間としてはおもしろくないわけでありますし、そのような「事後的な太陽光パネル容量の増加」とはちょっと縁のない弊社としてもおもしろくありません(笑)

だいたいお上がこのようなことを言い出すときには、結構アレでありますから、お心あたりのある方はちゃっちゃとやるべきことをされることをおすすめいたします。弊社としてもおもしろくないけど。(しつこい)

・・・ところで、制度の趣旨としてはおもしろくはないのですが、「再エネの最大限導入」のためにはよろしいわけでありまして、そのあたり、どう折り合いをつけるかでありますね。まさか過積載率によって単価を変えちまうとか? これもなんだかスマートではありません。

パネル増設一律禁止というのも現実的ではありませんし、そんなことをやっちまっては、将来に不具合でちゃったからパネル総とっかえで枚数は同じでも効率アップで容量増という、悪気も下心もない結果的なパネル容量増も排除されていしまうわけであります。

お上がどのような着地点を考えているのか、少なくとも言い出しっぺは何かは考えているわけでありましょうから、ちょいと注目でありましょう。まあどこぞの電力会社さんは結構、「発電出力は維持・パネル容量増」みたいなのは強硬に拒否みたいでありますね。まあ、アレがアレなエリアで、いろいろと大変なところは致し方ない部分もあるのではとは思いますが、そのへんはいろいろと地域間で差はあるようであります。

ところで某展示会のバッテリーのアレ、どんなお値段だったのでしょうか。流行っているのでありましょうか。値段が「?」なところをみると、某パネルメーカーと同じような手口でお値段を「設定」されているのかなとも予想をしてみますが、さてはて。

■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しない・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)
次回、第23回の情報交換会は、この記事にありますとおり、2017年2月の水曜日か土曜日になりそうな予感であります。ご意見・ご要望・ご参加表明はこの記事のコメント欄ではなく電子メールでお願いいたします。

■■■■■ お知らせ(5)

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コメント

  1. […] って方はこちらのりょんさんブログをチェーック!! […]

  2. ひなぱぱ より:

    いや、なんの事だかさっぱり分かりませんが・・(^^;;
    「いわゆる過積載」なんて記述されて喜んでる場合では無くなってきましたね。とりあえず弊社ブログでリンクさせて頂きました。

    • fppv より:

      コメントありがとうございます。
      ええ、「36円とか40円の権利持ちが運転開始後に安いコストでパネルを増量してウマウマするうらやまけしからん件について」ならよくわかるのでありますが。
      確かに制度の趣旨的にはあまりにウマウマな話はどうかという部分でもありますが、お上としては何か規制をして「しっかりやってます」と言いたいところでしょう。とはいえ、全面禁止というのはちょっと現実的でもないわけで、さてどこで線を引くことになるのやら、注視は必要でありましょう。

  3. smile より:

    やはり、考えることはおなじです。私の場合は、低圧発電所には必要以上に大きい土地がありまして、そこに発電所引っ越しと増設を同時に考えていました、一石2鳥でこれ以上の手段は無いと準備を進めていましたが、御上の動向次第となりました。情報ありがとうございます。

    • fppv より:

      コメントありがとうございます。
      準備を進められているのであれば首尾よくお進めになるのが利益という意味では一番よいかと思います。
      傾斜角は20度とかで大きめに、間隔も余裕をもって、さらにパネル大増量!だと、年中、某GPで上位を狙えますね!

  4. ばっしー より:

    情報有難うございます!
    出入り口が変わらなければ、パネルの過積載はそんなに問題にならないのかな~
    なんて思ってましたが、確かにあまり増えると調達価格と売電収入の関係が崩れてくるかもですね~。
    40・36円案件が上がっていますが、過積載を考えているなら32円以降の設備も巻きで進めておいた方が良いかもですね!

    • fppv より:

      コメントありがとうございます。
      要するに儲かりすぎてうらやまけしからんということのようでありますが、発電事業者としては、増設するならお早めに、でありますね。何円案件であっても、早くやったほうが採算的にはよろしいわけでありまして。増設のスペースのある方がうらやましい限りであります。

  5. 匿名希望 より:

    是非、パブリックコメントで過積載規制反対のコメントしてください。
    匿名でも可能です。
    連絡先をEメールのみにすることも可能ですよ。

    でも、反対だけではなく、対案として、500KW以上の過積載には、
    蓄電池併設義務などを課せば、大幅な国民負担増にはならないと提案すれば
    よろしいではないでしょうか?

  6. 匿名希望 より:

    http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620117004&Mode=0
    で今回の省令の改正についてのパブコメがあります。

    • fppv より:

      コメントありがとうございます。
      言うことは言っておきましょう。過去に何回かこの手のパブコメ募集、忌憚なく(笑)ご意見を送ってはいるのですが、プロレスみたいなものと感じることも多々あったりで、コメントをしたところでどうなるか、ということよりもむしろ、どんなコメント返しが来るかに興味があります。

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