創刊110年の電気新聞でも”認定後の「過積載」”で「スーパー過積載」でありますが

太陽光、認定後の「過積載」対処へ/FIT価格算定根拠とずれ
2017/02/03
https://www.denkishimbun.com/archives/8513

【太陽光発電設備が国に認定された後に、事業者がパネル枚数を積み増して売電収入を増やす行動(過積載)】
→ 相変わらずしっくりきませんが、認定、認定とあまりいうと、一部の熱い方々は「最初っからトリプルとかクアドラプル過積載で申請は出しちゃうぞ」になっちまうわけで、あまり無意味な規制にはなってもらいたくないものであります。

【エネ庁が国民負担増の観点から検討課題に提起したのは、認定取得後に行う「事後的な過積載」だ。】
→ エネ庁的な「事後的でない過積載」というのはどんなものかをお尋ねしたいものであります。脳内でいろいろ妄想している段階であれば「事前的」なのでありましょうか。

【認定取得の段階で決めた買い取り価格の算定根拠とズレが生じる。エネ庁はこのズレを強調。例えば1キロワット時当たり40円(2012年度認定)や36円(13年度認定)といった高い価格を維持しながら売電収入を増やすケースへの対応策を検討すると、1月25日の有識者審議会で表明した。有識者からは早急な対応を求める意見が相次いだ。】
→ エネ庁は確か「方針は白紙」と言っていた気がしますが、まあ、そういうものであります、「コメントできる者がいない」「担当者は不在」「当社が発表したものではない」みたいなものでありましょうか。

【パワコン出力に比したパネル出力を指す「過積載率」は特にメガソーラーで高く、2千キロワット以上の特別高圧の平均は2割増だ。ただ、低・高圧も“スーパー過積載”と銘打って5割増や2倍にするなどの例がみられる。】
→ 過積載率アップ=設備利用率アップを前提に昨今の買取価格を決めているわけですから、運転当初からの過積載を取り締まるのはおかしい話であります。36円とか40円で、事後的に5割増とか2倍なんてことをする方がいれば、これは相当うらやまけしからんであり、不公平プリプリであります。ぜひ、「過去分と称してアレの対策費用をこれから取り立てるようなモラルハザード」「40円とか36円の権利持ちが安いパネルでゆるゆると連系してウマウマなメガソーラー」などといっしょに、しっかり取り締まってもらいたいものであります。ところで「スーパー過積載」と銘打っているブログもあるようですから、電気新聞さんはそういう有名な方も取材をしてみてはいかがでしょうか、つまらない有識者に話を聞くよりも (以下自粛。(「スーパー過積載」は某氏が商標登録申請中です)

■ 【再掲】お知らせ1
本日2/8に開催予定でした情報交換会は2/15(水曜日)に延期させていただいております。ご参加表明は引続き受付中であります。

■ お知らせ2
例の事業計画のパブコメと、ちょっと長い件名のパブコメは明日2/11(土曜日)の真っ昼間が締め切り(必着)です。忌憚なくご意見プリーズだそうなので、忌憚なくコメントを送りましょう、思うところのある方は。

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