出力制御の公平性の確保に係るガイドラインに関するパブリックコメントについて

ということで、またまたパブコメ募集であります。忌憚なく意見をしてもどうにもならないことのことのほうが多い気もしますが、どうにかなったりすることもたまにはあるようであります。

出力制御の公平性の確保に係るガイドラインに関するパブリックコメントについて

案の公示日 2017年02月16日
意見・情報受付開始日 2017年02月16日
意見・情報受付締切日 2017年03月17日
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620217007&Mode=0

今後、出力制御が実施される場合に関係者が適切に対応できるよう、出力制御の公平性確保に関するルールを整備することとします。
つきましては、広く国民の皆様から御意見をいただきたく、以下の要領で意見の募集をいたします。忌憚のない御意見を下さいますようお願い申し上げます。

ということであります。

今回の注目の的は

6.今後の検討について (経済的出力制御を行う場合の協力義務の検討)
規模も運営主体も異なる多数の再生可能エネルギー発電設備に対して、同じ時間数を出力制御することには課題があり、実際の出力制御は柔軟に出力制御が可能な大規模の設備に限定し、出力制御を経済的に調整する手法も考えられる。また、出力制御を経済的に調整する手法を活用することにより、今後、本土で出力制御が起きる際に、住宅用太陽光発電等の小規模電源の出力制御の頻度を減少させ、物理的な制御の実運用を効率化できると考えられる。
そのため、出力制御を経済的に調整する手法について、再エネ発電事業者に対して協力することを求めることができることとする。
なお、出力制御を経済的に調整する手法については、逸失電力量の算定方法、買取価格の異なる電源間の調整方法等について、引き続き実務的な検討が必要であり、総合資源エネルギー調査会の審議会等において議論していく。

でありましょう。「経済的に調整」とは要するにカネで始末をつける、ということであります。本来は公平にやんなきゃいけないけど、小さいところに細々と指示をするのはそれはそれでコストもかかるし(中には言うことを聞かない輩もいるだろうし)、大きいところだけで必要な制御には協力をしてもらって、小さいところには制御はお願いしないけど本来あった出力制御の分だけカネを払ってもらうよ、という制度であります。趣旨としてはまあそれなりには合理的ではありますが、「国民負担の増大」云々(「でんでん」じゃなくて「うんぬん」)のことを考えると、さてさて、どうやって公平な制度にするのか、でありますね。国策に協力して太陽光に投資したのにとか(うそつけ、金儲けのためのくせに・素直に認めなさいよ)とか、返済ガーとか(十分儲かってるでしょ・ったく、こんなときだけ騒ぐなよ)、本当に公平なのか証拠出せとか(難癖もいいところ)、などなど、騒ぐ人は騒ぎそうな予感であります。

まあ、資本主義ですから、利益を追求するのは当然でありますが、あんまり品がないのは嫌われますよ、と思うわけであります。

■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しない・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。年度末だったり昨今の取り消し絡みだったりで、怪しい物件が出て来る可能性は高まっているわけでありますので、十二分にご注意ください。

■■■■ お知らせ(4)
来月のお楽しみイベント(?)は「えびソーラー」春の防草シート祭りのお知らせをご覧ください。ご参加表明はこの記事のコメント欄ではなく電子メールでお願いいたします。また、次回の情報交換会は来月かもしれませんし再来月かもしれません。事後的な規制は好きではないので、事前にビール大ジョッキについての規制を導入しますことを予告しておきます。

■■■■■ お知らせ(5)

このあたりにもランキングのバナーを置いておきます。当ブログのような泡沫ブログではない、素晴らしいブログもたくさん参加されています。

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2 thoughts on “出力制御の公平性の確保に係るガイドラインに関するパブリックコメントについて”

  1. 普通にメガソーラーに蓄電池設置業務課して買取り期間を5年ぐらい伸ばさせたほうがよいんでないでしょうか?
    設置が一年遅れるたびに買取期間延長をえ減らすとして。

    せっかくの発電止めるより。

    1. コメントありがとうございます。
      そうすると、みんなが蓄電池をつけはじめる→蓄電池の値段が下がる→このタイミングでつける事業者ウマウマする、になってうらやまけしからんになったり、「不安定な電源ガー」「国民負担ガー」「ベースロード電源が必要ダー」と言えなくなるので都合の悪い人もいるかもしれません。

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