「事業用太陽電池発電設備に対する台風期前の点検強化の周知依頼について」及び「一般用太陽電池発電設備のパネル飛散防止に係る周知について」が出ていますよ

台風シーズンはちょいと先ではありますが、台風対策の準備はお早めにであります。

「事業用太陽電池発電設備に対する台風期前の点検強化の周知依頼について」及び「一般用太陽電池発電設備のパネル飛散防止に係る周知について」
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2017/04/290410-1.html

再生可能エネルギー特別措置法に基づく、固定価格買取制度の施行以降、太陽電池発電設備が急激に増加しております。そのような中最近、太陽電池パネル等の飛散事故が散見されており、一昨年9月の台風15号の風による事故では、発電所構外に飛散した太陽電池パネルにより、多数の住宅や車両を損壊するという被害も発生しました。
つきましては、これら被害の再発を防止するため、台風期前までに、設置者各々の責任において、太陽電池パネル等の飛散による被害防止のための万全な対策が必要となることから、別添のとおり関係団体の協力のもと、太陽電池発電設備の設置者に対して周知するものです。

ということで、「設置者に周知をする」ものだそうではありますが、メガからにわか発電事業者から家庭用まで、実に幅広い「設置者」に、どのように周知がなされるのでありましょうか。

貴【別添2送付先】におかれては、会員や設置者に対し、台風期前までに、太陽電池パネルの飛散防止対策等の必要性について広く周知頂きますよう宜しくお願いいたします。
周知にあたっては、必要に応じ、別添資料をご活用下さい

とあります。

●送付先の一覧
・一般社団法人太陽光発電協会 代表理事
・一般社団法人日本電設工業協会 会長
・全国電気管理技術者協会連合会 会長
・全日本電気工事業工業組合連合会 会長
・電気事業連合会 会長
・電気保安協会全国連絡会 会長

50kW以上とか、それ未満でも、まともな施工会社さんに頼んだり、自分で情報収集をしっかりされている方にはいくつかの「送付先」からの周知が届きそうではありますが、イケイケにわか施工業者さんに施工を依頼してしまったイケイケにわか発電事業者さんとか、中華直取引系なひとりでできるもんな方々にはどうやって情報が届くのでありましょうか。そういうところにこそ周知がされないとというわけでありますが、興味津々であります。

■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないもの)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)

このあたりにもランキングのバナーを置いておきます。当ブログのような泡沫ブログではない、素晴らしいブログもたくさん参加されています。

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