おすすめニュース18点盛り(後始末の研究会は大事ですが、後始末を事業者のようなものが求めるってどうなんですかねの巻)

2017.6.7
再エネの「導入研究会」が、実はバブルの“後始末研究会”と呼ばれるワケ
http://diamond.jp/articles/-/130524

【再エネ事業者からは、再エネバブルの混乱を収める“後始末研究会”としての役割が求められている。】
→ 事業者のようなもののみなさんがお上に「混乱を収める」役割を求めるというのはよくわかりませんが、ウマウマ権利だとおもったらババ抜きのババを引いちまったから、ということでありましょうか。これって事業者なのでありましょうか? 事業ですから自己の責任でありますが、国策だから責任取れということなのでありましょうか。

原発新増設を明記
エネ基本計画、経産省が提案 30年度電源構成は維持
2017/6/9付日本経済新聞 朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS08H2K_Y7A600C1MM8000/

【原発依存度を低減させる方針は堅持しつつ、長期的に電力の安定供給や技術や人材の確保のために最低限の原発が必要だと提起する考えだ。】
→ 人材の確保は必要ではありますが、電力の安定供給のためになるのかどうかは、コストも含めてまともな検討がいるのではという気がいたします。

2017年06月08日
再エネ持続へ大幅なコスト低減必須
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/06/08-29686.html

【2016年6月時点の太陽光発電の認定容量は85ギガワットで、うち75ギガワットが事業用。ただ50キロワット以下の小規模設備が容量ベースで30%、件数で半分を占めており、これは旧FITの欠陥と言えるもの。FITなしに事業継続できる設備は限定され、すべてが安定的・長期的な電源と位置付けられるわけではない。】
→ 当ブログの読者の大半のみなさまの発電設備は旧FITの欠陥のようであります。

再生エネ買い取り/負担低減へ不断の改革を
2017年06月04日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20170604_01.html

【最大の問題は膨大な国民負担だ。再生エネの買い取り費用は電気料金に「賦課金」として上乗せされ、国民が払っている。
経済産業省の発表によると、5月から適用された17年度の家庭の負担額は全国の標準ケースで月額792円(東北電力では同686円)。年間では9504円にもなる。再生エネの買い取り制度が始まった12年度の月額66円と比べ12倍にも膨らんでいる。国民負担総額は2兆円を上回る。
地球温暖化対策や自給電源の確保に役立つとの観点から、国は再生エネの割合を30年に現状の2倍程度に高める考えだ。一方で多額の負担に対する国民の理解が進んでいるとは言い難い。国は積極的な情報提供で理解を求める努力を重ねるべきだ。】
→ 「理解してね」の一言ぐらいでは理解できるものではありませんから、アレの隠れ賦課金のようなもの(税金から付け回し分も含む)なんかもぜーんぶオープンにすると、どれが一番安いからナットクとなりそうであります。

再生可能エネルギー
公明新聞:2017年6月10日(土)付
https://www.komei.or.jp/news/detail/20170610_24519

【日本も再エネの導入に注力している。国内の全発電量に占める再エネの割合を、現在の約12%から30年度までに22~24%に拡大することが目標だ。
既に5割を達成しているデンマークや約3割のドイツなど欧州の再エネ先進国に比べれば遅れを取っているものの、太陽光発電の累積発電量でドイツを抜いて世界2位になるなど、日本は再エネの導入を加速させている。
これは、再エネを電力会社が買い取る「固定価格買い取り制度(FIT)」の普及が大きな要因となっている。実際、12年7月の制度開始から4年間で、再エネの導入量は2.5倍に拡大した。さらなる拡充に取り組むべきだ。
官民挙げて技術革新や導入コストの低下に取り組み、温暖化対策で国際社会をリードする役割を日本が担いたい。】
→ 原子力の「げ」も出てきませんが、連立政権ですから、まあそのへんは足してちょうどよくなるわけですね、きっと。

九州電力エリア、太陽光比率が一時76%に
2017/06/02 3面
https://www.denkishimbun.com/archives/14275

【こうした需給運用には太陽光の出力をより正確に予測することが欠かせないが、誤差が生じることが少なくない。5月5日は同日午前4時の予想に比べて最大200万キロワット程度、太陽光出力が上振れした。同日午前8時頃から出力が予想を上回り始めたため、九州電力は火力発電を抑制するなどの対応をとり需給バランスを維持した。
同社は今後、出力予測の精度向上を目指し、気象データなどから独自に算出する手法を新たに導入。4月から試験運用を始め、9月の本格運用開始を目指している。】
→ 今の電力システムや予測技術では相当厳しいレベルまできているのではと思うところでありまして、田舎の土地を買い占めて中華パネルを並べて「買え買え」「国策だ」と熱くなるのはスジが悪いように思えます。

2017年 06月 6日 13:59 JST
アングル:経営悪化のインド太陽光メーカー、中国勢に対抗できず
https://jp.reuters.com/article/indian-manufacturers-solar-energy-idJPKBN18X0BS

→ インド人もビックリな中華パワーでありますね。

2017年06月06日 07時00分 更新
日本とアジアをつなぐ国際送電網(3):
中国・モンゴル・ロシア間で電力を輸出入、日本に必要な制度改革
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1706/06/news010.html

→ つなぐだけで、余った電気は捨てるのがもったいないから引き取って、くらいな関係であればよろしいでのはと思いますが、依存してよい相手とそうでない相手というのが国際社会にはあるわけでありまして、特に特定のアジアの国の中には意地悪な・・・。

モンゴルの太陽光プロジェクト、二国間クレジット制度を活用
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/06/05 12:49
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/060507824/

【72枚のパネルを直列で接続し、一つのストリングを構成するとしている。】
→ 72枚も直列につないで大丈夫なのでありましょうか。結構寒いところですから、冬期の早朝だと開放電圧3,000Vくらいは余裕でいっちまいそうでありますが。

ソフトバンク、インドで安価な太陽光発電を提供
2017/06/12 (月) 12:25
http://www.india-bizportal.com/jacomp/p23653/

【先月インド政府が実施したラジャスタン州における再生可能エネルギー発電事業の競争入札では、インドのAcme Groupが200メガワット分を1ユニットあたり2.44ルピー(3.8セント)で提示し、残りの300メガワット分の取得に向け、ソフトバンクとFoxconnの合弁会社SBG Cleantechが2.45ルピーを提示した。
前回の最低水準だった5セントを大きく下回る結果となっており、2016年7-9月時点で過去最低基準のチリやUAEに迫る破格的な価格となっている。 】
→ 大変結構な流れでありますね、日本で荒稼ぎした¥でイケイケをやっているわけでなければ、でありますが。

2017年 06月 9日 09:30 JST
焦点:東南アジアの太陽光発電、好条件重なり急拡大へ
https://jp.reuters.com/article/analysis-solar-seasia-idJPKBN18Z0IC?sp=true

【「太陽光エネルギー技術はコストが劇的に下がっており、企業や国は環境面だけでなく採算面の理由からも再生可能エネルギーを選択している。再生可能エネルギーはビジネス的にも大いに理にかなっている。この流れが変わることはないだろう」】
→ 日本もこの流れに乗りたいところではありますが。なかなかいろいろと大人の事情があるようでありますね。

アスタナ万博、新エネルギーに注目
2017-06-11 13:26:04
http://japanese.cri.cn/2021/2017/06/11/162s262274.htm

【今回の万博のテーマが「未来のエネルギー」ということで、各出展者側は新エネルギーの開発と利用にスポットを当て、最も実行可能で、効率的かつ適宜な持続可能な成長のための行動計画を提唱し、未来のエネルギーをめぐる発展と協力の在り方を模索しました。】
→ 日本はどうなのでありましょうか。やっぱりアレですか。http://expo2017-astana.go.jp/japan_pavilion.html によると、『エネルギー資源に乏しい日本は、経済成長とともに増加するエネルギー消費量や環境問題の課題を解決するため、国民を巻き込んだ省エネルギーの推進、新エネルギーの導入、CO2排出量の削減等に取り組んできました。そして今も3E+Sの同時達成に向けて更なる努力を積み重ねています。こうした努力と経験を「オールジャパンの挑戦」として世界にアピールします。』だそうでありまして、ツッコミどころがどのくらいあるのか興味があります。

太陽光発電名目にした中国資本の土地取得進み住民に不安
2017.6.5
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170605/soc1706050016-n1.html

【起工式には中国大使館の公使らも出席した。】
→ 国策と合致しているのでありましょう、きっと。特定の国をどうこうということは言いたくはないのではありますが、やはり日頃の行いというのはまあ、アレです。

ゴールドマン系、バイオマス発電参入
再生エネ投資見直し 太陽光の採算性悪化
2017/6/7付日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ05I6Z_06062017TJ1000/

【GSは太陽光発電を中心に投資を拡大してきたが、買い取り制度の価格引き下げで太陽光発電の採算性が悪化。GSは安定電源として期待されるバイオマス発電に軸足を移す。】
→ 焼き畑農業みたいなことにならなきゃいいのではありますが、さてどうなりますことやら。お金のスメルに敏感な方が移動を開始されたということはまあそれなりに意味がありそうではあります。

2017年6月7日
脱走トカゲ捕獲 葵区で9日ぶり
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170607/CK2017060702000086.html

【男性は「太陽光につられて外に出たのだと思う。心配だったけれど、戻ってきてくれてうれしい」と喜んでいた。】
→ 一方、我々はイケイケで太陽光につられすぎないように気をつけたいものであります。

「太陽光発電」条例案提出に向け意見募る(山梨県)
[ 6/6 18:24 山梨放送]
http://www.news24.jp/nnn/news88810553.html

【北杜市では豊かな自然を求めて移住した住民を中心に太陽光発電施設を巡るトラブルが訴訟などに発展するケースが相次いでいる。】
【市議らは「従来のガイドラインや指導要領は強制力がなく現状に対応できない」としていて、違反した場合は市が設置者を公表し経済産業省に通知するとしている。】
→ 「気に入らない、説明されたけど納得してない」なものまで経済産業省に通知されるとされたほうも困るわけでありまして、うまく交通整理をお願いしたいものであります。

ソーラー建設 住民不安
2017年06月09日
http://www.yomiuri.co.jp/local/shimane/news/20170608-OYTNT50247.html

【陸上自衛隊・旧出西訓練場跡地の一部約1ヘクタールが、国から広島県福山市の業者に売却】
【昨年1月、「最低価格9220万円以上」の条件で、希望してきた業者に売却した。】
【地元では、反射熱の影響や、強風でパネルが吹き飛ぶ危険性への不安の声が出ている。】
→ 太陽光をするには結構高めなお値段ではありますが、出口戦略があってのことでありましょうか。反射熱やら強風やらはマスコミのネガキャンのおかげもかなりありそうでありますね。

FIT法開始から5年、災害・倒産・法改正で太陽光発電投資家に激震
再認識される保守管理の重要性と改正FIT法対策への不安
株式会社グッドフェローズ
2017年6月7日 12時00分
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000025653.html

【2012年以降、世に言う“太陽光発電バブル”が到来したが、当初は「メンテナンスフリー」という言葉がはびこり、十分な保守管理をなされていない物件がほとんどだった。施工は国の基準に沿ってされているものの、開始して間もない事業ということもあり国の施工基準が低く、各地で台風による飛散や盗難などの事故が相次いだ。“メンテナンスフリー神話”は脆くも崩れ去った。】
→ えっ? メンテナンスフリーなんていって投資家を煽ってかき集めてセミ・・・、いえ、なんでもありません。

■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

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2 thoughts on “おすすめニュース18点盛り(後始末の研究会は大事ですが、後始末を事業者のようなものが求めるってどうなんですかねの巻)”

  1. >ただ50キロワット以下の小規模設備が容量ベースで30%、件数で半分を占めており、これは旧FITの欠陥と言えるもの。FITなしに事業継続できる設備は限定され、すべてが安定的・長期的な電源と位置付けられるわけではない。

    電力にとっては自社で指導できる低圧の方がよいんですけどね。
    自家用電気工作物は電力が触れないし、他の発電所と違って出力の調整もしてくれないものなんですけどねえ。
    法律の欠陥に気づいていない連中が多すぎですよ。
    高圧発電所にはからなず出力調整の義務を課せば
    今みたいなバブルも、過剰電力も、フリッカも、外資の過剰な進出もないんでけど。

    10MW以上の発電所が蓄電池もなく、調整無しで垂れ流しなんておかしいんですけどね。

    1. コメントありがとうございます。
      中小零細のほうが「それなりに発電して収入になるうちは発電を続けよう」(土地の固定資産税くらいは稼がないと)という可能性が高いような気がします。ハゲタカ外資のほうが「利回り出ないから撤退」をあっさりとやりそうであります。

      >10MW以上の発電所が蓄電池もなく、調整無しで垂れ流しなんておかしいんですけどね。
      同意であります。「変動しても残らず全部買い取れ」「あとは電力会社の責任な」というのはどうなんですかね、と思うこところであります。

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