おすすめニュース33点盛り(ニュースを溜め込むと更新が大変だわの巻)

経産省、「日本版コネクト&マネージ」検討、再エネの接続で
2017/07/10 14:27
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071008304/

【「FIP」は、再エネ電力を卸電力市場を通じて販売する際、卸価格にプレミアムを上乗せして補填する仕組みで、欧州各国でFIT後の再エネ推進策として導入された経緯がある。今後でも、自家消費できない野立て型太陽光の推進策として有力になりそうだ。】
→ 卸価格に連動することになるわけでありますね。きちんとしたプロジェクトか、それなりの信用力のある会社でないと¥の調達が厳しくなるわけで、お上の目指す方向や電力の安定供給には資する方向といえましょう。

FIT認定後の太陽光「過積載」、増出力時の価格適用/エネ庁
2017/07/14 1面
https://www.denkishimbun.com/archives/16177

【エネ庁が賦課金として国民負担増につながる観点から問題視したのは、認定取得後の「事後的な過積載」。1キロワット時当たり40円や36円といったFIT開始初期の高い価格を維持したまま、現在の安いパネルで過積載を行うことで売電収入を増やすことができるためだ。】
→ で、あれば、「現在の安いパネルで過積載」だけではなく、「現在の安いパネルでゆるゆると運転開始をしている40円や36円の案件」はぜーんぶ規制するべきでありますが。そういう大手さんを取り締まるのが怖いんでありましょうか。パブコメ募集中なのでご意見のある方はぜひいたしましょう。

太陽光発電が将来最安の選択肢に
2017.7.11 05:55
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/170711/cpd1707110555006-n1.htm

→ 片想い系御用メディアの3Kらしくない記事ですが、ブルームバーグから提供されている記事でありました。

“コスト感覚”を一瞬忘れる有権者と政治とマスコミ
投稿日: 2017年07月08日 12時36分 JST 更新: 2017年07月08日 12時36分 JST
http://www.huffingtonpost.jp/kazuo-ishikawa/sense-of-cost-for-japanese-voters_b_17400784.html

【エネルギー政策を語る時、以上のような再生エネに関する国民負担も、原子力に関する国民負担も、バランスよく見極めていかなければならない。それを国民全体に対して丁寧に説明していくのは政治・行政・報道の役割である。
しかし、国民一人一人は、それぞれ仕事や家事で毎日忙しく、エネルギー問題を十分理解するには至らないだろう。だからやはり最終的には、政治による冷静な判断が必要となるのだ。】

→ タイトルと記事の著者のお名前で流れがわかってしまう記事でありますが、政治・行政・報道の役割だとか、政治による冷静な判断だとか、いやー、期待できないとわかって書いている感じがいたします。

反・脱原発をフォローする週刊金曜日が太陽光発電の不都合をリポート
片上 晴彦  2017/7/10(月)
http://vpoint.jp/bus/91231.html

【『あんな汚いものは見たくない』という声をずいぶん聞くようになった。】
【「長野県内でFITに認定された太陽光発電のうち出力10キロワット以上(ほとんどが野外設置)は、稼働中のものを含めて3万件近く、出力の合計は約1780メガワットにのぼる(16年12月末現在)」のである。】
→ 確かに汚いものに見える方もいるかもしれません。こちら側のポジショントークが好きなあのセンセイからのコメントがあるかもしれません。ところで、ほとんどが野外設置、ということは屋内に設置する変わった方がいらっしゃるのでありましょうか。

太陽エネルギーが石炭産業を殺す日
Put It Where the Sun Shines
2017年7月15日(土)17時10分
ケビン・メイニー
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-7988.php

【「半導体の集積度は18カ月ごとに倍増していく」と予測した。半導体の高集積化と低価格化を進めたこの「ムーアの法則」は、太陽光にも当てはまる。】
→ 太陽電池セルそのものには該当しそうではありますが、パネル全体とか、太陽光発電システム全体にはすぐには当てはまらないような気もいたします。とはいえ、流れは明らかでありますね。

「単管パイプ」で強度を確保、函館の太陽光発電所
「ミドルソーラー」でも十分な収益性を実現
金子憲治=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/18 06:30
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302960/071400097/

【「強度計算の不十分な単管パイプ製架台でトラブルが目につき、パイプ製架台のイメージが悪化してしまったが、適切な強度計算を基に設計・施工していれば、海外製の粗悪な専用架台に比べればむしろ信頼性は高い」とみている。】
【「強度計算の知識がないまま、見よう見まねで単管パイプ架台を組み上げている業者もおり、強風などでトラブルが起きているのではないか。他に先駆けてパイプ架台を提案してきた企業として、単管パイプ=粗悪という誤解をなくしていきたい」】
→ そのとおりでありますね。ただ、20年の仕様を前提した材料ではそもそもないはずで、材料の仕様上の特性はともかく、定期的な劣化の確認は必要ではと思います。ところで海外製な粗悪な・・・というと・・・?

メガソーラー・トラブルシューティング
「突風」には不十分な太陽光の試験、限界荷重の確認を提唱
ケミトックス 第14回
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/06 05:00
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302961/070500055/

→ 想定しうるものについてはきちんと保証をできるような試験・仕様の整備が進むとよいわけでありますが、進まなければ何かちょっと・・・な事情があるのかもしれません。

2017.7.10 07:50
パナソニック、太陽光パネル事業を海外で強化 販売比率9割に 平成31年度以降
http://www.sankei.com/west/news/170710/wst1707100024-n1.html

→ 数を売らないとなかなか厳しいわけでありまして、そうなるとやはり海外比率を上げないと、になるわけでありますね。いつまでもお上と業界だ・・・、いえ、なんでもありません。

楢葉に国内最大級「太陽光パネル製造工場」 7月中にも本格稼働
2017年07月07日 09時50分
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170707-186250.php

【福島工場は高効率を誇る最先端の太陽光パネル「ニンジャ」など5種類を製造】
→ そのようなネーミングは大好きなのでありますが、値引きでも何でもチャイナなパネルと比較して選ばれるパネルになるのでありましょうか。

インリー、「ホットスポット・フリー」パネルを日本市場に投入
金子憲治=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/18 17:17
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071808400/

【同社の実績値では、裏面の発電量アップ率は、草など緑化地表で10~15%、コンクリート面で17%、雪面で30%としている。積雪地帯のほか、カーポートやソーラーシェアリングに採用した場合、320W/枚以上の出力になり、投資効率は、従来の片面発電型パネルを上回ることが期待できるとしている。】
→ アルミのアレを貼ったりいろいろとやってみたくなりますね。

太陽光パネルの評価結果に波紋、品質と生産規模の関係に一石
22社の「トップパフォーマー」の持つ意味
Junko Movellan=ジャーナリスト 2017/07/07 11:32
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/286991/070300052/

【つまり、同試験は「自発的」に参加したパネルメーカーの製品をテストしたもので、一般に入手可能な市販品を網羅したものではない。】
→ つまり、自発的に参加したのが25社で、22社が「トップパフォーマー」ってことのようでありますが、そういうのってトップというのでありましょうか。モンドセレクションのようなものでありましょうか。

江戸後期の「塩田王」跡地のメガソーラー、岡山県玉野市
オリックスと中電工の合弁など、四つの発電所が立地
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/11 05:00
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302960/071000096/

→ 平成のソーラー王みたいな方々がお集まりのエリアでありますね。ご近所にあると技術的な観点からは興味深いです。

日本の「再生可能エネルギー革命」-空から捉えた変わりゆく風景
Sam Hall
2017年7月18日 11:28 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-18/OT2SNR6S972901

→ 美しいという方から汚いという方までさまざまなようでありますね。

<太陽光発電>パネル下の日陰でキクラゲ生産
2017年07月12日水曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170712_13031.html

→ パネルの下のスペース、使えるものであればいろいろと使ってみたいものでありますね。

利回り魅力で生保誘引、国内最大の太陽光ファンド-日生が初の投資
鈴木偉知郎、渡辺千咲、伊藤小巻
2017年7月6日 09:32 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-06/OSHRY36JTSEA01

取得する資産は固定価格買い取り制度(FIT)に基づく電力の販売価格が1キロワット時当たり36-40円と高価格での認定済み案件。過去の日照量の統計を基に保守的に見積もって利回りを算出したほか、風力発電などと比べて発電装置の不具合の発生率も小さいとして、期待利回りの下振れリスクは低いという。

→ 今のコストで施工すればこれは国民負担の・・・であります。中小零細のうらやまけしからんには冷たいお上は、このような案件に対しては怒らないのでありましょうか。

白老・胆振東部・日高
ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2 起工式で安全祈願
2017/7/8配信
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/11686/

【ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジー(東京)と三菱UFJリース(同)が設立した「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2合同会社」が運営。】
→ これはお上や電力会社が意地悪することのない安心の組み合わせでありますね。

曲折経て10ヵ月遅れ メガソーラーやっと稼働へ
2017年07月07日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170707_33037.html

【事業者に選定したNTTファシリティーズ(東京)が処理する条件だった残土の撤去費用を、市が事実上折半するなどしたため、市議会は15年9月に百条委員会を設置し、調査に乗り出した。】
【残土撤去費用の折半は「多大な損害を市に与えた。責任は市長にある」と結論付けた。市議会での議論を経て、6月定例会で小沢昌記市長の給与10分の5(3カ月)の減額も決まった。】
→ 大手さんにはどこでも親切なようでありますね。

2017/07/07(金)
永旺が福島の太陽光発電所を売却、利益8億円
https://www.nna.jp/news/show/1632177

【福島県にある太陽光発電所を先月末に売却したと明らかにした。売却先はカナダ企業で、売却益は8億円とみられる。】
【同社にとって太陽光発電所の建設は流動的な投資で、売却して利益を得たり、資金を回収したりした上で次の案件に投じる考えという。】
→ お上にとっては「所有者はだれでもいいんですっ!安定して発電してもらえばっ!」なんでしょうけれども8億ウマウマで流動的でぶんまわしでありますか。14.6MWで儲けが8億円ということは、1kWあたり5.5万円。低圧1つに換算すると300万円弱でありまして、いろいろな分譲屋さんの・・・、いえ、なんでもありません。

<メガソーラー>100MW 国内最大級施設建設へ
2017年07月13日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201707/20170713_53009.html

【インフラ投資ファンドの出資などで設立された太陽光発電に特化した米国の発電事業者。】
→ 日本から¥がまた吸い上げられていくわけであります。

東邦銀行、福島県・最大規模のメガソーラーに126億円融資
金子憲治=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/18 20:15
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071808408/

【売電単価は未公表。】
→ うらやまけしからん!な批判も物騒な今日このごろでありますね。

軽井沢新聞社編集部の記者ブログ
消えたサクラソウ
2017年7月10日 09:56
https://www.karuizawa.co.jp/editor/2017/07/post-624.php

【マリン「あっ、ひど~い!なんてこと!」
M記者「あ、これ南軽井沢発地のメガソーラーの場所にあった、サクラソウの群生が消えたというニュースね」
近所の人が指さす方向は、ソーラーパネル設置前まではサクラソウが一面に咲いていた所です。】
→ 日本は私有財産制の国であるとはいえ、あまりきらわれないようにしたいものであります。

2017.7.6 07:05
【空論の脱原発】
(上)メガソーラー “作った者勝ち”野放図な開発続く
http://www.sankei.com/region/news/170706/rgn1707060029-n1.html

FITは23年8月、旧民主党の菅直人氏が、首相退陣と引き換えに導入した。太陽光や風力などで起こした電気を、電力会社が高値で買い取る。

→ オラオラ系業者に罰則のない規定なんていみねーよというのには全く同感ではありますが、確か、FIT導入は全会一致で国会を通っているわけでありまして、どうなんですかね、この点は。3K新聞らしい書き方でありますが、と思うわけであります。

2017.7.8 07:03
【空論の脱原発】
(下)社会貢献 文化や医療に落とす影
http://www.sankei.com/region/news/170708/rgn1707080006-n1.html

【九電は九州最大、かつ公益性の高い企業だ。「企業の社会的責任(CSR)」として、寄付・助成を通じ、経済・文化団体などの活動を下支えしてきた。】
→ 下支えをするしないが何かとリンクをしていなければよいのではありますが、まあ、そのあたりはいろいろとあるわけで想像で物事を言うのは難しいところでありますね。

2017年7月15日
太陽光、全域で事業抑制 志摩市、保全条例に基づき
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20170715/CK2017071502000018.html

【「設置を求める事業者に抑制区域だと説明し、設置しないよう求める根拠になる」】
→ なかなかきびちい規制でありますが、いろいろとお考えになった結果なのではと思います。

太陽光発電所を嫌悪する村、これはNIMBYですか?
[ワーカーズ問題]脱核、ショーミーザマネー
パク・タソル、ユン・ジヨン、チョン・ウニ記者 2017.07.17 14:31
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2017/1500505528435Staff

→ NIMBYとは【公共のために必要な事業であることは理解しているが、自分の居住地域内で行なわれることは反対という住民の姿勢を揶揄していわれる概念。正確には、NIMBY症候群。「(必要なのはわかるけど)自分の裏庭(=In My Back-Yard)ではやらないで(=Not)」という意味の英語からきている。】だそうであります。( http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2070 ) 日本のどこかにもありますが、イケイケオラオラ系がウマウマ目的でバリバリ工事をやっちまってて、地元には何もメリットがないところかマイナスだらけなんてことは勘弁してくれというのはそのとおりであります。

2017/7/10
第3回 太陽光関連業者の倒産動向調査
太陽光関連業者の倒産倍増(前年同期比2.2倍)
~ 太陽光パネル製造業にも影響及ぶ ~
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p170702.html

→ 普通に商売をしてこれを維持するのも難しいわけでありまして、イケイケウマウマな樹液のカブトムシ状態の後に、破綻が相次ぐのは当然であります。

2017年上半期(1-6月)「太陽光関連事業者」の倒産状況
公開日付:2017.07.12
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20170712_01.html

【新規参入の減少、既存企業の淘汰が進む太陽光関連業界は、本格的な冬の時代を迎えつつある。】
【安易に参入した太陽光関連事業者を中心に、今後も淘汰が進む恐れがあり、2017年は通年でも過去最多の倒産件数を記録する可能性が強まっている。】
→ 夏の後に秋が来て冬が来るのは当然であります。

「空港メガソーラー」、世界的に急拡大の見込み
大場 淳一=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/05 16:02
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/070508236/

空港内では滑走路やターミナルなど極めて大きな敷地面積を必要とし、太陽光発電を設置する余地がまだ多く残されている。
航空機の安全な離着陸のため、視界の妨げとなるようなものを建築できないことから多くの空き地が残されている。さらに、ターミナルの屋上や駐車場など、太陽光発電を設置できる場所が多いと指摘する。

→ たくさんありますね。そういう場所の使用権なんかもそのうち忖度とかお友達とかで・・・。

独ソーラーワールドの米国法人、独自の事業継続を模索
金融機関の支援と不要資産の売却で当面の資金1000万ドル以上を確保
大場 淳一=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/13 13:59
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071308358/

→ 中華に食われてたまるかという意思表示でありましょうか。応援したいです、応援できるものは何もありませんが。

中国山西省の「巨大パンダ」、実は50MWの太陽光パネル
政府とUNDPが「パンダ型メガソーラープロジェクト」
大場 淳一=日経BP総研 クリーンテック研究所
2017/07/18 14:24
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/071608389/

【パンダの形をしたメガソーラーは、世界初という。】
→ ネズミの形をしたものならどこかにあった気がいたします。

世界初、実海域において海流発電の100kW級実証試験を実施へ
―新たな再生可能エネルギー技術「水中浮遊式海流発電」実証機が完成―
2017年7月7日
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
株式会社IHI
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100795.html

→ 大型化すればkWあたり単価が下がりそうなものだと思いますので、期待でありますね。

風力発電の適地探せ…騒音、景観など考慮
2017年07月17日
http://www.yomiuri.co.jp/eco/feature/CO005563/20170710-OYT8T50007.html

【住民らの意見を聞きながらゾーニングを進めることで、騒音や景観悪化を理由にした反対運動を未然に防ぎ、風力発電を円滑に導入できるようにする狙いがある。環境省も昨年度から、ゾーニングの拡大に向けたモデル事業を始めた。】
→ ここなら問題なくできますよ、というエリアをきちんと特定しておくことは発電事業者にとってはリスクの低減になるわけで、ひいては発電コストの低減につながりそうでありますね。

■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)
次回の情報交換会(JK27)は8月ではなく、たぶん9月です。日程に関するご意見・ご要望をお待ちしております。

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