いわゆる事後的な過積載の事実上の締め切りが近いようでありますが

例の、いわゆる事後的な過積載の事実上の締め切りの件であります。

相変わらず誤解があるようでありますが、

  • いわゆる過積載(パワコン容量よりパネル容量が多いこと)が規制されるわけではありません。いわゆる事後的な過積載(一旦申請したものを申請内容を変更してパネル容量を増やすこと)が事実上規制されます。
  • 運転開始前でも運転開始後でも、とにかくパネル容量に係る申請内容を変更することが対象です。運転開始前ならいいよね、ではありません。
  • 事実上規制であって増設禁止というわけではありません。パネル容量の増減(3%未満の増加・3kW未満の増加・20%未満の減少いずれにも該当しないもの)は価格変更の対象となる変更認定となるから、増設したけりゃやってみろ、やったら買取単価は変更認定をした年のものになるぞ、というのが趣旨です。どこが再エネの最大限導入なんだか。
  • 「どーんととにかくでかいパネル容量にして後で減らせばいいよね」という手口はお上が想定済みです。「どーん」は後で「20%未満の減少」で済むような程度にをしてしておかないといけないわけですね。「どーん」をやりすぎて後で「20%以上の減少」をやらかすと価格変更です。

ということのようであります(ご利用は自己責任で・当ブログの記事を信用されるのも業者さんの言いなりも自由ですが最後は自己責任ですよ)。

で、スケジュールであります。教えてくれと業者さんが当ブログ主に聞いてきたりするのですが、なんだか裏事情通とでも思われているのでしょうか。うちは何も知りませんよ。ということで、お上の公式発表と、メディア関係にお上が語っているところでは、

  • パブコメ終了後最速なら2週間で施行するよ
  • パブコメがたくさんあったら時間がちょっとはかかるかもしれないしかかるかもしれないし断定的なことは言わないよ
  • 施行日前日の営業時間内までに申請書類が到達していればパネル容量でも買取価格変更なしで受け付けてやんよ(ただし事業計画が提出済みであることが前提よ)

というのがお上からのお知らせであります。ということは、

  • 事業計画は出しとけよ
  • 最速では8/18が改正(改悪?)の省令施行日
  • で、あれば、8/17の営業時間内には申請書類が届いていないといけない

ということであります。

gdgdで少々無責任体質も垣間見られるお上とか、お上の下請けな高級会員制業界団体の下部組織(ただし文句は俺達に言うなよ・電話の繋がらない下部組織のほうに言えよ)が絡んでいる話でありますし、まあそうでなくても大事な申請でありますから、「郵便受けにポンでそのままなかったことにされる可能性がないとはいえない普通郵便のようなもの」ではなく、

  • 少なくとも、追跡が可能で郵便局には受取の記録の残る簡易書留やレターパックプラスで
  • より慎重を期すなら、配達されたという証明を郵便局がしてくれる「一般書留+配達証明」で ※一般書留で出せば1年以内であれば配達の証明をもらうことはできますが事後に証明を請求すると割高になります
  • 裁判までおやりになることを想定されているなら(笑)、申請書類は「一般書留+配達証明」で、「こんな内容の申請書類を、一般書留+配達証明で送ったぞ」と別便の内容証明で通知

でありましょうか、ああこわいですね。

再エネの最大限普及ではなく、郵便局のお仕事と収入の最大化、そしてなんとか代行センターでは下っ端のみなさんだけがひいひい言いながら苦労する紙の山のようであります。まあそれはそれで意義があることなのかもしれませんが、まあ、丸投げ・下請け・忖度・雇用対策は伝統芸能なのかもしれません。

とにかく今週は忙しそうだわいという方はこちらをクリックであります。

にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ 

■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)
次回の情報交換会(JK27)は9月です。8月はありません。日程に関するご意見・ご要望をお待ちしております。なお、雑草を観察する会は8月18日(金曜日)に延期といたしました。延期になったわけでありますから、今度行ったときにどうなっているのかがちょいと怖いです。ああこわい。

About the author

7 thoughts on “いわゆる事後的な過積載の事実上の締め切りが近いようでありますが”

  1. 事実上、明日明後日は、発送終了日時なんでしょうねえ。
    クソやろう過ぎますな。

    1. コメントありがとうございます。
      郵便物が殺到しすぎて、事情を知らない郵便屋さんの判断で、一部の郵便物は翌日以降回しになって、期限内に到達せずに・・・なんてひどいことにならなければよいのでありますが・・・。
      過度なウマウマでうらやまけしからんなものを規制したり適切にコントロールするのはやっていただきたいのですが、混乱とか、余計な手間とか、そういうものが気になってしまう今日このごろであります。
      国の制度なのですから、合理的で、もう少し緻密かつ安定感のあるものでお願いしたいものでありますね。
      36円なタイミングで運転を開始したパネル60kWを、21円なタイミングで100kWに増設したら、発電量は1.5倍になるけども売電収入はなんと1割減なんてちょっとおかしくありませんか。これで再エネの最大限導入なのでありましょうか。

  2. エネ庁酷いし非道ですよね。あと、すごいこと知っています。
    今回のパブコメですが法律要件を満たしていないそうです。どうも法律で30日以上パブコメ期間を設ける必要があるのに、エネ庁の新エネ課だけはその期間を無視してなんとなく30日で実施しているようです。
    意見募集期間の最終日の昼12時に募集締め切りで打ち切っていることがいけないそうです。国民が意見を述べる権利が普通に踏んづけられています。
    リンク先を別のパブコメにしてたり、パブコメをしているアナウンスが1週間ぐらい行われなかったり、法律の変更の意図を公開しなかったり、非道としか言いようがないです。
    今のパネル増設を規制するより、20年を超えて発電所を維持させる制度にしないと、この制度の意義が失われることわかっていないのかな?このままだと、20年終えた時点でパワコンの交換費用も捻出できず店じまいですかね。特に過積載率の低い発電所は維持できないでしょうね。

    どうおもいますか?

    1. コメントありがとうござざいます。
      つまり30日ないといけないののに、29.5日しかない、ということでありましょうか。
      これ、外部からエネ庁に指摘があったらどうなるのでしょうか。

      半日だけまた募集?
      やり直し?
      そんなの聞いてないよと有耶無耶?

      過度なうらやまけしからんは取り締まらないとでありますが、適切な増設も封じるような今回の規制の非常に荒っぽいやり方だなと感じます。安定して信頼できる制度運営をお願いしたいところであります。

  3. http://www.soumu.go.jp/main_content/000349808.pdf
    実はこんな、総務省から通達があります。
    101件以上のパブコメがあった場合は、14日以上の猶予期間が必要です。
    守られなかった場合は訴訟しましょう。
    また政務の決済が必要のようですね。世耕さんに聞けばよいのでしょうか?

    また、99件100件とか疑惑の場合は行政情報開示請求すべきですね。

    まあ見ものでございます。

    1. コメントありがとうございます。
      そのような決まりもあったのですね。数百件くらいのコメントはあってもおかしくないのではと思いますが、どうなることやらであります。
      庶民?としては生暖かく状況を見守るしかなさそうでありますが、注目でありますね。

  4. 行政手続法を読みました。難しいですけど、30日以上確保しろって書いてあることは分かりました。

    パブコメのサイトに以下の記載がありました。
    原則として案の・・・ ということは30日実施しないように好きに選べるのですかね?
    今回のは例外扱いなのか・・・ そんなことはなさそうだけど。
    だれかエネ庁に聞けばいいのでしょうけどね。どこなのか連絡先すらわからない。
    ________________________
    意見提出の方法
    各意見公募案件の担当部局が定める適宜の方法(電子メール、FAX等)で意見を提出することができます。なお、意見の提出期間は、原則として案の公示日から起算して30日以上とされます。具体的な意見提出締切日は、e-Govの意見募集中案件一覧「意見・情報受付締切日」の内容をご確認ください。
    _____________________

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

2017年8月
« 7月   9月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031