再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会を設置します、だそうですよ。

担当
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギー課長 山崎
電力・ガス事業部電力流通室長兼省エネルギー・新エネルギー部政策課制度審議室長 那須
担当者:梶、山下

http://www.meti.go.jp/press/2017/12/20171208007/20171208007.html

ということで、これは今後の展開が見逃せません。政令変えてでもなんでもやっちまうもんね文句があったらパブコメよこせパブコメ来たらコピペ返しだ、・・・なんてことがまたなければよいですね。えっ、また?

さて、何をする委員会かというと、こういうことだそうです。

本件の概要
経済産業省は、今後の再生可能エネルギーをめぐる政策課題を検討する場として、新たな有識者会議である「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」を設置し、検討を開始します。

1.設置の趣旨
2030年度のエネルギーミックスを着実に達成するためには、再生可能エネルギーをコスト競争力のある主力電源にし、その大量導入を持続可能なものとすることが必要です。
世界的には、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い発電コストが低減し、コスト競争力のある電源となってきています。一方、我が国においては、2012年7月のFIT制度導入以降、急速に再生可能エネルギーの導入が進んでいるものの、その発電コストは国際水準と比較して依然高い状況です。
また、再生可能エネルギーの導入拡大が進む中、従来の系統運用の下で系統制約が顕在化しているほか、調整力の確保やFIT制度からの自立に向けた事業環境の整備など、新たな政策課題も浮き彫りになってきています。
このため、総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会及び電力・ガス事業分科会の下に「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」を設置し、再生可能エネルギーの大量導入とそれを支える次世代電力ネットワークの在り方について、政策対応の具体化に向けた検討を行います。

2030年度のエネルギーミックスを着実に達成するためには・・・ってことは、アレの着実な再稼働も込みでしょうから・・・なんてことは委員会の名前には入れられないから次世代なんとかの一部になっているのでありましょうか。

発電コストがなんで高いかって、そりゃ、手間やらリスクを織り込んだ上でウマウマできなきゃ、イケイケ投資家は食いつかないわけで、リスクといえば「野良ソーラーはクズ!」と言わんばかりの制度変更だったり、電話してもつながらないわ、言うことはどこまで信用できるかわからんお上とかJピーAだったり、いつ連系できるかわからない(これは電力会社さんが全部悪いとは思いませんが)昨今の状況だったりというのもリスクなわけで、リスクな人たちが「うらやまけしからんから嫌がらせしろ」「施工コストはもっと下げろ」と言ってばかりではどうかと思わけであります。

パフォーマンスでもいいので、まずは、お上がJピーAを怒鳴りつけることくらいはしないといけないような気がします。

で、次世代電力ネットワークって、「ハゲタカ外資と政商メガソーラー・風力と、屋根ソーラーと、再稼働なアレと電力会社さんなどのその他の発電所と、補助金な蓄電池と、それをつなぐ線」ということでよいのでありましょうか。そうでないもう少し「自立」「自律」的なものが多いほうが自然なような気がしますが・・・。

そんなことより、とにかく、JピーAは早く処理してよという方はえい!えい!えい!っとクリックであります。

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