エクストリーム膨大なデータでトリプル過積載((新)エクストリーム過積載)過積載率300%に挑む (2)


約1年前にエクストリーム膨大なデータでトリプル過積載((新)エクストリーム過積載)過積載率300%に挑む (1)なる記事を書いたのでありますが、その後、放置でありました。どこからも苦情がないのでそのまま放置していたのですが、最近、一部で需要があったので、ちょいと表を作成してみました。

日射量はMETPV-11の勝沼のデータ(1時間毎の日射量)を使用し、これに、季節ごとにJPEA様推奨の温度補正係数(80~90%)と、パワコンの変換効率やその他のロスなどを含めて95%をかけて、パワコン容量を超える分はカット。これを1年8,760時間分足し合わせて年間の総発電量として、これとカット前のものをもとにいわゆるピークカット率(「ポイ率」)を計算しました。

以下の表はご自由にご利用ください。クリックしていただくと大きく表示されるはずです。

この表があれば、クワドプル過積載、クイントプル過積載、セストプル過積載、セプトプル過積載、オクトプル過積載、ノナプル過積載、デカプル過積載、ウンデカプル過積載、ドデカプル過積載でも安心です。

いわゆる過積載のいわゆるピークカットを計算できない、いわゆる分譲屋さんにおかれましても、この表に関してはどうぞご自由にご利用ください。「ネットで拾った」で結構であります。

どっかの分譲屋さんが、クワドブル過積載・いわゆるピークカットなんて無視のイケイケシミュレーションなんて売り出したりしないだろうなという心配な方も、そんなのに対応するパワコンが出るなら買ってやるという強気な方も、こちらをクリックであります。

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■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)
次回の情報交換会(JK30: 第30回情報交換会)は2018年3月開催予定です。この記事にありますとおり、最終回の情報交換会(JK)ですので、初めての方も、懐かしい方もお気軽にご参加ください。本当に次のJK (JK31) はありません。会場は新宿駅近辺の例の場所です。日程に関するご意見・ご要望を受付中です。


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