送配電網で電気を流したりもらったりしている人はみんな¥を払ってねという件についてのパブコメ募集でありますよ。


電力・ガス取引監視等委員会 送配電網の維持・運用費用の負担の在り方検討ワーキング・グループ「中間とりまとめ(案)」に対する意見募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=595218016&Mode=0

電力・ガス取引監視等委員会 送配電網の維持・運用費用の負担の在り方検討ワーキング・グループ「中間とりまとめ(案)」に対する意見募集について
案件番号 595218016
定めようとする命令等の題名 –
根拠法令項 –
行政手続法に基づく手続であるか否か 任意の意見募集
問合せ先(所管府省・部局名等) 経済産業省 電力・ガス取引監視等委員会事務局ネットワーク事業制度企画室
案の公示日 2018年04月17日
意見・情報受付開始日 2018年04月17日
意見・情報受付締切日 2018年05月16日

締切は5月16日、今週の水曜日であります。

「そんなコストはFIT制度の買取価格には考慮されてないんだから、払えっていうのはおかしい」「だったら買取価格上げろよ」とのご意見が、こちら側では数の上で多いような気もしますが、お上では中小零細の野良ソーラーはゴミ扱いで、事前変更「届出」すら受理に半年をかけるような下請けをつかっていても、「そんな実態知りませんでした、てへ」な感じでありまして、お上にとっては中小零細の野良ソーラーな事業者がプンスカすることなどどうでもよくて、怖いのはこわいのは声の大きな外資とか政商とかのスジの発電事業者の方々ではないかと思うわけでありまして、まあ、そのへんとはすでに落とし所がついているのかもしれません。

上りでも下りでも使うやつは平等に¥を払えという整理で、FIT制度でウマウマイケイケやりすぎている事業者のようなものはさておき普通にやっている事業者がずっこけない程度の負担であれば、公平であればでという前提でありますが、それはそれでよいのではと思います。公平であれば、ですよ。

何はともあれ、意見をするのは国民の権利ですから意見はしてみましょう。本件についてご意見のあるブロガーな方もいらっしゃるようではありますね、ということでこちらをクリックでどうぞであります。

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■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■お知らせ(4)
第1回太陽光発電メンテナンス研究会(TMK01)は、結成記念集会として、2018年7月ごろに都内にて開催予定です。日時のご希望がありましたらお知らせください。


コメント

  1. 小林睦正 より:

    友人にも依頼して、6通、提出しました。

    経済産業省エネ率先規範をご期待申し上げております。
     49.5kw低圧太陽光発電所、年間託送料負担約9万円。まさにいい落としどころだとは感じますが、高すぎます。町内老人会に3万円、地域小中学校に3万円、近隣の方に3万円ならお支払いしてもいいかなと思います。しかし20年で180万円は大きく感じます。途中で負担金が増えて、結局20年間で280万円では、やはり高すぎます。
     今後必要となる鉄塔などの建設コストは、半額に圧縮できます。(※1) AIの活用・人員整理で現在必要としている送電網維持管理費などのコストも半減できます。そのような経費削減努力と自助努力を数字で示していただけたら、20年間で90万円の負担ならさせていただく準備がございます。できれば、ここから変電所を介さない地産地消可能な発電所は割引率を90%ほどにしていただきたいです。

     九州・東北の需要地からかなり離れた場所にある発電施設には、やはり特別高圧線や大きな鉄塔も必要になってきます。地産地消が難しいこれらの電力は、大都市などの需要地に届ける必要があります。

     一方、中核市レベルやそれに準ずる都市の住宅地・工場近隣に設置された太陽光発電設備は、地産地消が可能となり、正しく再生エネルギー普及の理想像である、分散型地産地消エネルギーシステムの礎となるものです。この再生エネルギーの理想像、スマートシティーへのスムーズな移行を目指し、中都市に低圧太陽光システム導入促進を図る制度設計をさらに充実していただきたい。
     もし仮に、このまま託送料が、半額程度の減免措置があったとしても、強行されれば、2030年度、再生エネルギーの割合22-24%は達成が困難になると思われます。逆に、この託送料が導入された場合の、2030年度へ向けたの再生エネルギー導入の推移予測を是非、お示しいただきたい。
     また浜松市のように政令指定都市レベルでも、積極的に再生可能エネルギー促進を制度で後押しし、市民の電気料金を下げている事例もあります。
     東京-横浜市-埼玉市-千葉市、大阪-神戸市-堺市-東大阪市、以外の地域であれば、再生可能エネルギーをかなりな割合で導入できるのではないでしょうか。

     また、一つのご提案といたしまして、ここ2年ほどの間に、太陽光発電で、いわゆる過積載というものが多くみられるようになりました。これらの発電施設では、年間のピークカット率が5%前後、多いところでは10%に届くものもあります。このピークカットをうまく利用すれば、現在、託送料として捻出したい金額はすべてカバーできてしまうのではと考えています。
     そのためには、スマートメーターを利用した、発電所の発電実績値とピークカット予想率を記録し、ピークカット分を吸収できるパワコンを新たに設置し、その新たなパワコンで変換した電力を、自由に託送事業者に活用していただくという方法はいかがでしょうか。
     このように、社会全体のスリム化、省エネ化、資源の有効活用、知識知恵の集積の活用で、いくらでも、難題は解決していけるように思います。
     
     願わくは、日本の各省庁のスリム化、省エネ化に向け、経済産業省エネ率先規範をご期待申し上げております。

    (※1)送変電設備の標準的な単価の公表について https://www.occto.or.jp/…/files/20160329_tanka_kouhyou.pdf
     ここで、光ケーブルは、1kmあたり100万円~900万円と公表されています。
     中国製TUV CEなど取得の光ファイバーケーブルが1kmあたり1.76万~495万円です。(https://japanese.alibaba.com/…/tuv-ul-rohs-compliant-ce…)
     同じく、DWDM光通信システムで国内機関ネットワークを形成していますが、その部品も日本の市場価格よりも安く購入できます。(https://www.alibaba.com/trade/search?fsb=y…)

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