お上が本気でお怒りになるかどうかでありますが


伊豆方面のメガソーラーの件であります。

メガソーラー
静岡・伊東の市民ら、国に認定取り消し要請
毎日新聞2018年8月22日 18時30分(最終更新 8月22日 22時41分)
https://mainichi.jp/articles/20180823/k00/00m/040/034000c

田久保真紀事務局長ら会の5人に地元の渡辺周、細野豪志両衆院議員と中田次城県議が同行。資源エネルギー庁の山崎琢矢・新エネルギー課長と杉山佳弘・再生可能エネルギー推進室長が応対した。

政治家も動くということは相当な地元の反発があるか、あるいはそうではない政治家の力なわけではありますが、おそらく前者でありますね。

山崎課長は「我々は再生可能エネルギーを推進しているが、条件として地域と共生するもののみ。条例を含む他法令に違反する状態になったら、認定取り消しを含めてしっかり対応する。本件が該当するかどうか、判断したい」と述べた。

「を含めてしっかり対応」なので、しっかり対応しましたと言い張ればしっかり対応したことにはなるわけではありますが、口先だけでの「しっかり対応」ではなく、大手や声の大きなところにも言うべきことがあればしっかり言う、問題があれば実効性のある取り締まりを行うようにお願いしたいところです。

2018.8.24 17:05
【太陽光問題】
韓国財閥大手「ハンファ」関係者から関東経済産業局がヒアリング 静岡・伊東のメガソーラー建設で
https://www.sankei.com/politics/news/180824/plt1808240013-n1.html

静岡県伊東市八幡野で韓国財閥系企業「ハンファエナジージャパン」(東京都港区)を主体とする「伊豆高原メガソーラーパーク合同会社」(東京都中央区)が大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画している問題で、経済産業省関東経済産業局は24日、合同会社の関係者を呼び、ヒアリングを行った。関係者によると、職員数人が対応した。一方、合同会社側は所司瞬一郎・前職務執行者やハンファエナジーの幹部、顧問弁護士らが出席。合同会社の主体であるハンファエナジーは「宅地造成許可は今年2月に取得しているため、条例違反には当たらない」とする従来の主張を説明したものとみられる。

顧問弁護士さんにとっては飯の種でありますからすっ飛んで来られるのでしょうけれども、「苦情きたから明後日ちょっと出てこいや」えらい人やら幹部やらのスケジュール調整も大変であります。これが中小零細であれば泣きそうでありますね。あ、そういえば、「届出」の審査に半年以上かけて、本当は不備でないものを不備だと言い、一週間以内に対応しなかったらボッシュートな、などという高級会員制会員団体が受託している下請け代行センター(ただし苦情は高級会員制会員団体には持ってくるなよ)ありましたようななかったようなな、再エネ手続き界隈では。

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■ お知らせ(1)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

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最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。


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