nanacoで10万円超の税金など収納代行を払うには


あっちこっちのブログで書かれているアレであります。当ブログでも過去に何度か、であります。kiigoくらいで裏技っていうのもどうなの?というくらいな勢いでブログをマネタイズしたい方ががんばられているようでありまして、改悪されないかが心配です。

国内最大の利用件数誇る「nanaco」、10万円超の税金支払いにも対応
2018年8月30日 15:00
https://www.moneypost.jp/313999

「nanacoは、チャージ上限の5万円を超えても、『センターお預かり分』にさらに5万円ストックしておけるため、高額な税金などの支払いにも対応できるんです。

上限超えてもストックという簡単なイメージではないような、であります。

nanacoカードの場合には チャージ分は「センターお預り」になるので、センターお預り分を受け取らない限りは次のチャージができないわけで、次の段階であるさらに(クレジットカードチャージの場合は)最大5万円「ストック」のようなものができません。nanacoモバイルの場合もnanacoホームページでのチャージの場合は同様であります。

nanacoモバイルでのチャージをアプリで行う場合には、チャージ分はそのまま電子マネー残高になりますが、アプリではそれ以上のチャージができません。(電子マネー残高が5万円を超えることはできないので)

ということで、いわゆる「5万円+5万円」のnanacoを作るためには、以下のいずれかの方法が一般的には想定されるわけでありまして、世の中の95%以上の善良なnanacoライトユーザーな方には「ストックってどうするの?」状態でありますね。えっ、残りの5%は?

  • ホームページでの5万円チャージ→センターお預り分受け取り→ホームページでの5万円チャージ
  • (モバイルの場合のみ) アプリでの5万円チャージ→ホームページでの5万円チャージ

また、nanacoは1回の精算につき5枚まで使用可能。1枚のnanacoで10万円まで対応できると計算すると、20万、30万円の税金でも支払えるのです。

(一般人)

えっ、5枚までいけるってことは、1枚10万で50万までいけるってこと? → ちがいます。電子マネー残高は1枚につき5万円です。電子マネー残高から残高を引く操作は1回の会計で5回までできるので最大で25万円です。

30万の税金って? → 払込票でバーコードが付くのは30万円までです。(それを超えるものにはバーコードがつきません。) nanacoで払えるのはどうがんばっても25万円までですから、それを超える差額は現金で払うことで、30万円の税金も払える(ただし一部は現金払い)です。

nanaco 5枚ももってないけど、25万円払うには最低何枚いるの? → いわゆる「5万円+5万円」なnanacoを2枚と「5万円」のnanacoを1枚の計3枚というのが、クレジットカードによるnanacoチャージを前提にしたときの模範解答です。途中でセンターお預り分の電子マネー残高への移動が2回必要になりますから、レジが混んでいるときには自粛しましょう。また、店員さんがレジの操作がわからないこともありますから、こちらが説明できるようになっておくことをおすすめします。「nanaco支払い→残高不足と表示されたら右上の確定ボタン」「センターお預り分の電子マネー残高への移動は保留→残高確認→保留解除」くらいは説明できないと、途中で面倒なことになりかねません。イライラしているリーマンがいっぱいいる昼休みに行くとか、慣れてない店員さんに店長を呼べとかクレームするとかのないようにお願いしましたよ。

(逸般人)

nanaco 1枚でいけるでしょ。 → いけます。Kiigoでクレジットカード(VISA/Master)でnanacoギフトを購入(ただしユーザー登録した場合でも毎月5万円/アカウントまで)や、イトーヨーカドーでnanacoギフトをnanacoで購入し(セブンイレブンでは不可)、これらのnanacoギフトを1枚のnanacoに登録することで「電子マネー残高5万円+センターお預り20万円」のnanacoを作ることができます。留意点としては「クレジットカードによるチャージではセンターお預りの上限額は5万円(それを超えるようなチャージはできない)」ですが、「nanacoギフトの登録はそれ以上でもできる」です。いくらまでできるかは非公開みたいですが、6桁の後半まではいけるようです。6桁の最後のほう近くまでやると、セブン・カードサービスさんのご厄介になるみたいです。

めんどくさくね? → 1枚のクレジットカードで↑をやるのは面倒ですし、手順がちょっとパズルのようですし、やってられません。nanaco複数枚持ち(25万円払うならやはり5枚持ち)がおすすめです。ストイックな1枚持ち主義なら止めやしませんが。

本当に1枚のnanacoで「電子マネー残高5万円+センターお預り20万円」なnanacoで「nanaco支払い」→「確定」→「保留」→「残高確認」→「保留解除」→「nanaco支払い」→「確定」→「保留」→「残高確認」→「保留解除」→「nanaco支払い」→「確定」→「保留」→「残高確認」→「保留解除」→「nanaco支払い」→「確定」→「保留」→「残高確認」→「保留解除」→「nanaco支払い」ってできるの? → 平日の昼間のお忙しそうではない時間帯に実際にやりましたので過去においてはできたのは事実です。

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■ お知らせ(1)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

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