「好きで借金ができる人が羨ましいですわ」な今日このごろです。借金ができる人の中には、借金が好きな方もいるようでありますが、借金ができないけりゃ好きになりようがないわけであります、プンスカ。でも、「また借金断られた、日本●ね」とか言ってはいけません。
さて、規模を追っても逆ザヤでは意味がないわけでありますが(2) 14円案件の続き的な記事であります。
売上を正しく計算して、必ず出ていく経費や事前に予測できる経費を正しく計算して、その他将来に掛かりそうな経費やら労力を自分なりに予測・見積もって、これらを踏まえて儲かるか儲からないかはご自身の価値観で、であります。そうそう、借り入れの場合、返済額のうち元本分は経費ではありませんが、金利分は経費になりますよ。
それはさておき、
- 発電量シミュレーションは水増しとか、
- 設備は消費税抜きなのに、売電収入は消費税込みで利回り水増しとか、
- 土地代は利回りの分母から抜いて、利回り水増しとか、
- 「初期費用を下げて強制紐付けメンテでその分回収」パターンで実質利回り水増しとか
などなどいろいろあるようですので、みなさまお気をつけください。「業者による俺様シミュレーションによる売電収入と、業者による俺様が初期費用と定義した金額から、コンピュータが表面利回りを計算」という、「なにそのタダの割り算。コンピュータ(笑)じゃなくて、小学生の算数レベルじゃん」であります。自己責任で損益計算、キャッシュフローの計算はして、納得の上で検討を進めたいものであります。
野菜を作っている方々もいろいろであります。専業農家さんといってもいろいろでありますし、畑を寝かしておくよりはという兼業農家さんもいるわけでありますし、家庭菜園的な方もいるわけであります。金銭的にいくら儲かるかでご検討される方もいるわけでありますし、金銭以外の部分でやりがいとか楽しみを追求される方もいるわけであります。当ブログの読者のみなさまにおかれては、正しい計算、妥当な予測・見積もりをもとに後悔のないご判断をお願いしたいわけであります。
そうそう、美味しい物件は当ブログ主のような、流しそうめんの最下流の中小零細にはなかなか回ってきません。「一番いい物件」「100%納得できる物件」にこだわらずに「満点とはいえないけどなんとか合格点」な案件でも手を出して経験値を積む、規模の拡大を図るという考え方も大事ではと思います。経験値やら、規模の拡大を通じて得るものというのも一つの「儲け」であります。「やらなきゃよかった」と感じること＝逆ざやにならない範囲でご検討くださいであります。
以下のバナーをクリッククリックで諸先輩のお考えを拝見するもの有用であります。
■ お知らせ(1)
業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。
■■ お知らせ(2)
物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。
■■■ お知らせ(3)
固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料をどうぞであります。
■■■■ お知らせ(4)
延期になっておりましたTMK13 (第13回太陽光発電メンテナンス研究会)は、事情が許せば7月上旬に開催を予定しております。日程のご希望などございましたらお知らせください。
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