意識低い系(セキュリティ)な監視用カメラ選びでありますよ。


太陽光発電設備にあると便利な監視カメラ。台風だとか雪のあとに「大丈夫かな」と見ることも、雑草の生育具合も「どうかな」と見ることができるカメラであります。

当ブログ主としては、格安SIMでインターネット接続環境を準備して、そこに発電量の監視システムやら監視カメラをつけることをおすすめしております。なんとかめがね(エコざる)とかも有名な選択肢ではあるのですが、パッケージ化されているよりも、ネット接続はネット接続、監視システムは監視システムなどと別々に調達するのがいろいいろと自由が効くようにも思えるわけであります、ええ、いろいろと。

インターネット接続があればそこに有線LANとか無線LANで接続、閲覧はスマホのアプリでええいのえいっという感じのカメラが1万円を切るようなお値段でも入手が可能な今日このごろ、ありがたいことですね、偉大な中華文明4,000年の歴史であります。

だいたいこの手のカメラは、中間サーバーを経由するおかげか固定IPアドレスでなくても利用可能という点も、SIMの維持費の点からはお財布に優しいわけでありますが、中間サーバーを経由ってことはそこで悪意があったり国家の意向が働いたりするといろいろとご想像のとおりのことが起こる可能性があるわけで、ご家庭用には絶対におすすめしません。パネルとか雑草とか、その他いろんな人に覗かれても差し支えない風景を見る用、覗きたかったら勝手に覗けば?用人民はそこらへんの草でも眺めておけとしてお使いになることをおすすめであります。

中華ってことはセキュリティがアレでしょ、という(セキュリティ)意識高い系な方には、いわゆる中華ネットワークカメラ、絶対におすすめしません。

監視カメラを買う人は気をつけろ、アマゾンで検索すると中国製ばかり表示される<追記あり>
2018/12/19
2020/1/8
https://kininarukabu.com/archives/16238

データは中国のサーバーに保存されているはず
監視カメラはWifiにつなげて使う仕様になっているが、撮影された動画データは中国にあるサーバーに保存されているであろう。またスマホで撮影状況をチェックする際も、中国製のアプリを使うことになる。

どれだけ情報が収集されているかわからないので、絶対に使わない方がいい。

格安の中国製「防犯カメラ」にバックドア 検査なくネット通販で世界に輸出
大紀元時報
2018年8月9日 16:03
https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_35292/

当時発見されたバックドアは、中国に位置するクラウドサーバーでのみアクセス可能だった。これらは通常のルートではなくバイパスを通じて侵入するため、一般のワクチンプログラムでもろ過できない。発見されていないバックドアによる被害は正確な集計が困難だ。

バックドアの存在は、単なる映像情報の問題を超え、企業・国家機密の漏洩(ろうえい)にも悪用される可能性が高い。最近普及している防犯カメラのほとんどは、ネットワークに接続されている「IPカメラ」だ。2015年に韓国に輸入された200台の中国製の家庭用防犯カメラから、メーカーが植え付けたと推定されるバックドアが発見された。

中華製IPカメラを買ったらプライバシーが非常に怪しかった話
Jan 3, 2018 · 4 min read
https://medium.com/@satetsu888/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E8%A3%BDip%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%8C%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E3%81%AB%E6%80%AA%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1-585bf7be75a8

このカメラを買って初期設定のまま使っちゃってる人がいたら、実質お部屋の中大公開しちゃってるんだろうなぁと心配しつつ、設定画面からそれらしい部分を探す。

なんか初期設定のドメイン的なものがあった。これかな?(そもそもこのドメインにアクセスしたらうちに繋がるのどうなってんの?カメラが勝手にDNS登録したの?)

しかし、OFFにしてもまだ外から見れる。

他にもUPnP切ったりルータのUPnPで設定されたルール初期化したり、rtspにも認証かけたりして見たけどやっぱり外からも見れる。

もしかしてインターネットへ公開する前提の設計?もしかしてどうやっても切れない?もしかして中国から監視してる?もしかしてすでに水面下でサイバー戦争は始まってる??

IoT機器の本当にあった怖い話
ネットワークカメラから誰かが覗いている
2017年11月22日 11時00分更新
https://weekly.ascii.jp/elem/000/001/578/1578994/

2013年、アメリカ・オハイオ州に住むシュレック家に設置されたネットワークカメラが、夜中に突然「起きろ!起きろ!」と叫びだした。ネットワークカメラは、生後10ヵ月の娘エマを見守るために設置されたものだったが、父親のアダムが飛び起きて娘の寝室に入ると、今度はカメラが卑猥な言葉を連呼し始めた。恐ろしくなったアダムはすぐにカメラのプラグを抜き、電源を切ってしまった。しかし、それと同時に、カメラの中に仕掛けられたIPアドレスのログやこのカメラを乗っ取ったハッカーの痕跡は一切消えてしまった。

2017-08-12
「中華ウェブカメラ」のセキュリティについて
http://r00tapple.hatenablog.com/entry/2017/08/12/050252

◆最後に
IoTは値段と品質は相違関係では無いというのが個人的な考えですが、こういった問題はセキュリティ意識(対応が早い国内メーカーの機器を使おう)などが問われる問題だと思います。

実際、中国メーカーの機器(しかも、汎用ファームウェアレベル)になってしまうとJPCERTなど国のセキュリティ機関も対応が難しく、今後このような消費者セキュリティは深刻な問題になるでしょう。

2017-01-24
中国製ネットワークカメラが勝手に動き出して中国語が聞こえてきた怖い話(動画あり)
https://hardshopper.hatenablog.com/entry/networkcamera

設置してから1ヶ月くらい経って、会社で仕事中に嫁から電話がかかってきました。

嫁「ねぇ?今リビングのカメラ操作した?」

してません。

嫁「今勝手にカメラが動いたの。私のことを追いかけてるみたいに。」

ゾクッとしました。

パスワードを設定してないカメラにアクセスして勝手に覗くサイトが話題になっていたことを思い出しました。

僕はもちろんパスワードの設定はしていましたが、うまくいってなくて誰かに操作されてる可能性はあるなと思いました。

嫁にはコンセントを抜いておいてもらい、帰宅してから調べてみることにしました。

帰宅後調べると、パスワードはきちんと設定されていますし、ネットで調べるとなんらかのきっかけで勝手に再起動されることがあり、その際にカメラが動く場合があるとありました。

心配なさそう。そう判断しました。

しかし、それから少し経ってまた嫁から電話がありました。

嫁「またカメラが動いて、鼻歌が聞こえたんだけど・・・」

これも再起動によるカメラの動作で、鼻歌は気のせいだろうと話しました。

たしかにカメラにはマイクとスピーカーがついており、遠隔でそこから声を出すことができる機能はあるのですが、まさか不正に操作している人間が鼻歌を聞かせてくるとは思わなかったです。

それからまた少し経った日曜日。

リビングで嫁と2人でのんびりとしていたときです。

テレビもつけていません。

カメラが動きました。

あー嫁が言っていたのはコレか・・・

再起動されたのかな?と思ってみていると、驚くことにスピーカーから雑音が聞こえてきたんです。

機械の音ではなく、あきらかに人の声が交じっている雑音でした。

人の声は日本語ではない・・・おそらく中国語ではないかと思いました。

そのネットワークカメラ大丈夫!?安心して使える有名メーカー品がおすすめです
5月 13, 2018
1月 12, 2019
https://www.monolog.fun/network_camera/

IPカメラをハッキングする側もホワイトラベル製品は狙い目なのです。

大手メーカー製は脆弱性や不具合が発見されると出来るだけ短時間でその問題を解決しようと努力します。

自社の看板製品が問題になれば信用問題に関わるからです。

大きなコストを掛けてでもブランドを守るのです。

一方でホワイトラベル製品は、製品やメーカー名にあまり価値がありません。

似たような製品があるので価格で勝負するしかなくアフターフォローにコストは掛けられません。「メーカー名を変えたり他のホワイトラベルに変える」だけで問題解決。

ユーザーは切り捨てです。

このようにハッカー側としてはホワイトラベルのネットワークカメラはいつまでも覗き見できる効率の良い製品なのです。

最後にこちら。独立行政法人情報処理推進機構特定用途機器情報セキュリティ対策検討委員会からのお知らせであります。

そのカメラ、 正しく設定できていますか?
https://www.ipa.go.jp/security/jisec/choutatsu/nwcs/pr_nwc.pdf

中華カメラをお使いになる方は特に、全世界に公開されても問題ないものだけを写すようにする(ご家庭の中など大事なところは映さない)、パスワードはしっかり設定する、ルータの通信ポートは無駄に空けないなど、十分にご注意ください。

日本のメーカーなどと称しているインターネット上での販売サイトでも、中華メーカーからのOEMと思われる製品、アプリは中華製アプリってことで、どう考えても中華製品でしょ、ホワイトラベルじゃねえのというものが売られているわけでありまして、リスクを承知で自己責任で慎重にご検討をおすすめします、本当に。

有名メーカー品から選ぶとなるとお値段もアレなのでありますが、機能面でもちょっと残念だったり、お値段が張る割には評判がいまいち(特にプラ・・・社)だったりもするのも悩ましいところであります。

いろいろな方の評判を参考にお選びになるとよいとは思いますが、ポイントは屋外用か否か接続方法(有線か無線かちらでも可か、設定の際には有線LAN必須という機種もあります)、PTZ(パン・チルト・ズーム=横方向・縦方向へレンズの向きを動かせるかとズーム機能)か否かなどでありましょうか。多機能バンザイではありますが、シンプルなほうが壊れにくいという考えもありますね。また、カメラの機種によって入れるべき閲覧用のアプリがちがうわけで、管理の観点からは同じアプリを使うカメラになるべく揃えたほうがよさそうであります。

当ブログ主の場合、Vstarcam (アプリはeye4)のカメラが多めであります。壊れずに動いてくれていて、低速なネット回線でも安定して動いてくれている感じであります。

中華といえば南紀方面のセカンドフロアさんの利権?という方も、プー近平さんの国賓としての来日がポシャってセカンドフロアさんもがっくしだねという方も、だからといって、セカンドフロアさんの利権という気もしないでもない Go To トラベルキャンペーンなんてやめてくれよという方も、税金ばら撒いて「にっこり笑って、元気で」じゃねえだろという方も、東京は対象外だけど東京ディズニーランドとか東京ドイツ村は対象ってどういうことよという方も、Go To トラベルじゃなくて Go トラベルだろという方も、みなさま以下のバナーをクリックでリケンの品格ってものを太陽光発電事業の成功者のみなさまのブログからお感じください。

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コメント

  1. 坊主 より:

    私も絶対に家にはつけようとは思いません。
    仕組み的に自分以外にアクセスできる人間がいるのは間違いないですもんね。

    アプリ入れてるのも気持ち悪いのですが、値段に負けてしまっておりますw

    • fppvfppv より:

      意識低い記事にコメントをいただきありがとうございます。
      仕組みを知れば知るほど、中華カメラは全世界から見られているものとわかってくるわけでありまして、
      草とかパネルとかを映す専用ですね。

      ええ、私も値段に負けております。

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