安易な購入は大変でありますよ。


安易に購入したわけでは当然ないのでありますが、あっちの件とこっちの件が同時にやってくるというのもなんかすごいなーという今日このごろであります。つか、偶然にしては重なるってすごくね?であります。

それはさておき、山林購入の野望を持っている当ブログ主であります。

儲けるのが目的ではなく、しっかり委託で管理してそれが世の中に役に立って、自分はなんとか大きな損はしない程度でもって、世の中が回ればいいなあという感じであります。

2020.07.02
北海道の山を買いませんか? 山の素人でも買ってよかったと心から思える理由
https://kinomachi.jp/2155/

わたしが山を買ったと話すと、地元の人の多くが「なぜ買うのか、理由がわからない」と困惑した表情を浮かべます。その中には実際に山を所有している人がいたりします。こうした人たちは「山には資産価値がそれほどないのではないか?」と考えているのではないかと思います。

例えば、植林をして木が成長するには40年以上かかります。その間、間伐した木を売ったりしてお金を得ることもできますが、それでもスパンはかなり長いといえます。

植林には国や道の補助金なども入っていて、負担が低く抑えられている場合もありますが、「いくら支払って、いくらお金が入る」のか、森林組合の方から何度説明を聞いても、実感としてつかめませんでした。こうした植林の手続きをして感じたのは、利益を出すこととは別の価値を山に見出す必要があるのではないかということです。

・・・と、当ブログ主もこのような感じであります。

本当に覚悟してる? プライベートキャンプ場のための森林購入
9/14(月) 11:17
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20200914-00198207/

テレビ番組や新聞などがこうした話題を相次いで取り上げている。私のところにも何かとコメントを求める申し込みがやって来る。

ただ私が「素人が森林を買う」ことの問題点やデメリットを説明しても、ほとんど採用されない。あくまで明るい話題として「森林購入」を取り上げたいのだろう。

マスコミは自分たちの描いているストーリーに都合のいいことだけを使って、大切なことであっても都合の悪いことは切り取ってしまうわけであります。みなさんに投資を煽るお仕事のみなさんもそういう部分はあるわけでありまして、問題点・デメリットは太陽光発電投資においても把握が重要でありますよ。と、分譲ヤーさんの悪口(笑)はさておいて、何かを買うときには持つことによって生じる負担・リスクをしっかり理解することは重要であります。

キャンプに飽きたら忘れられる森

キャンプ場に向いた森林として売り出されるのは、たいてい小さく分筆しているが、そうした狭い土地(森林業界?では1ヘクタール程度の広さでは、狭くて価値がないとされる)が所有者不明になれば、手を付けられなくなる。仮に所有者が亡くなった場合、ちゃんと相続登記されないと、さらに複雑に分散してしまう。

こうなると誰も手を付けられず、将来的に地元の人が道を入れたいと思っても無理となるし、利用不可能になる。外国人が所有する以上に厄介な存在になるだろう。

だから、森林を所有することには覚悟を持ってもらいたい。安いからとりあえず買っておくかと安易に購入すると、後々自分が後悔するだけでなく、地域にも迷惑をかけかねないのだ。私のちょっと否定的なコメントにもカットせず注意を払ってほしい(笑)。

改めて付け加えるが、自分の森林を持ってプライベートキャンプを行うのは、楽しい行為だ。より深く森と触れ合うきっかけになるだろう。だが、どんな形であれ森林の所有には、長期的なヴィジョンを持ってほしい。その覚悟がないと、結局森嫌いになるだけかもしれない。

太陽光発電事業も、すでにフェンスも標識もない、雑草ぼうぼうな、投資家さん(投機家さん?)には忘れられてしまったような設備も見受けられるわけでありますが・・・。

林家経済(読み)りんかけいざい
https://kotobank.jp/word/%E6%9E%97%E5%AE%B6%E7%B5%8C%E6%B8%88-1607603

林家とは、世界食糧農業機関の提唱で10年に一度行われている世界農林業センサスで定められた、山林を保有する世帯のことである。1990年(平成2)センサスでは、林家は山林保有面積0.1ヘクタール以上とされ、日本では総数251万戸であった。調査の中間年に日本が独自に行う農林業センサスでは、2005年(平成17)は調査対象の林家の下限が1ヘクタールとされたため、戸数は90万戸となっているが、10ヘクタール未満の林家が9割を占めている。また、2005年センサス以降、「林業経営体」が政策的対象に絞られつつある。林業経営体とは、保有山林の面積が3ヘクタール以上で2005年を計画期間に含む森林施業計画を作成している、委託を受けて育林を行っている、委託や立木購入により過去1年間に200立方メートル以上の素材生産を行っている、といういずれかに該当するものをいう。経営体数は20万である(2005)。

1ヘクタールあれば「林家」デビュー、3ヘクタール以上で森林施業計画を作成すれば「林業経営体」の仲間入り、10ヘクタール以上なら面積では上位1割の「林家」になれるようであります。(「はやしや」ペーじゃないよ、「りんか」だよ。)

山林のお値段はピンからキリまででありまして、すでに生えている木の価値なども含めると一概に言うのはとても難しいわけでありますが、中には「タダであげる」くらいのものもあるようでありますすが、いずれにせよ、しっかり管理で、山が荒れたり荒っぽいウェイウェイ投資系バイオマス発電事業者にごっそり山がやられることのないようにしたいものであります。

今後のことをいろいろと検討する上で、ほんの少しでも役に立てば幸いであります。

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