とりあえず監視カメラ、密林は闇の世界へようこそ。(2)


とりあえず監視カメラ、密林は闇の世界へようこそ。(1)の続きのような記事であります。久しぶりでありますね。

実質5,000円を切るようなお値段で某フリマサイトで入手してみたお値段の中華PTZ(パンチルトズーム)カメラをネタにしようかと思いましたが、こちらは後回しにしまして、日本ブランドのようなカメラはないのかいな、ということを話題にしてみたいと思います。

日本ブランド、ないことはないのであります。えいっとぐぐってみると、アイ・オー・データ機器、プラネックス、パナソニックあたりでありましょうか。その中で、比較的リーズナブルなお値段帯で、かつ屋外対応のものを選んでます。

では、まずアイ・オー・データ機器のカメラから。

防塵・防水規格IP65に準拠屋外用Wi-Fi対応ネットワークカメラ「Qwatch(クウォッチ)」
TS-NA220W
https://www.iodata.jp/product/lancam/lancam/ts-na220w/index.htm

「TS-NA220W」は防塵・防水規格IP65に準拠した、屋外でも使えるネットワークカメラです。
自宅ではもちろん、外出中もスマホからカメラ専用アプリ「QwatchView」を使って、カメラの映像を確認することができます。また、動きを検知してスマホにプッシュ通知やメールでお知らせを送ったり、microSDカードやNASに映像を録画することもできます。

赤外線LED搭載で夜間も撮影可能と、さまざまな機能を搭載しているので、ガレージや玄関、お庭などおうちの周りの見守りにおすすめです。
もちろん、土日サポート、ペイバック保証付きなので、設定に不安がある方も安心してご利用いただけます。

お値段は3万円ちょいでありまして、お値段で中華とは勝負はできないわけであります。PTZもなしでありまして、仕様上では機能面でも勝負になりません。もっとも日本ブランドということでありまして、おうちの中とか回りとか、その他映像が漏れたら困るような場所であれば安心を基準に選ぶわけでありまして、それならば候補になります。

「原っぱとパネルと集電盤と私」みたいな光景とか、「雑草栽培観察中」みたいなものであれば、中華のみなさんも、地球の裏側のみなさんもどうぞご覧くださいでありまして、お値段で中華を選んでしまうのもいたしかたなしであります。

お次はプラネックス。

スマカメ2アウトドア
CS-QS30
https://www.planex.co.jp/products/cs-qs30/index.shtml

「スマカメ2 アウトドア(CS-QS30)」は、防水・防塵仕様により屋外の設置に適した有線/無線対応ネットワークカメラです。
外部アンテナを搭載し、無線LANの届きにくい屋外でも安定した通信を実現します。Sony製高感度CMOSセンサー IMX323を搭載し、月明かりほどの光でのカラー撮影が可能。街路灯などわずかな照明があれば、赤外線照射なしで夜間のカラー映像が撮影ができますので、自宅やオフィス周りの夜間監視に最適です。
みなさまからご要望の多かった録画機能に音声も対応しています。

お値段はやはり2万円超え。圧倒的な中華パワーと勝負しようとしてはいけないということでありますね。つか、価格で勝負なんて無理。

では、最後にパナソニック。本来の用途ではちょいとちがうのではありますが、お値段帯的には「ホームネットワークシステム」なカメラが合いそうです。

屋外カメラ
KX-HJC100-W
https://panasonic.jp/hns/products/hjc100k.html

外出先から自宅の様子をスマートフォン※1で確認できる。会話※2もできる。
たとえば自宅のガレージや庭の様子をスマートフォン※1で確認できます。
スマートフォン※1で2画面まで表示でき、画面を切り替えることで接続されているすべてのカメラの映像を確認することも可能です(屋内・屋外カメラ合わせて最大4台登録可能)。また、カメラに映った人に向けてスマートフォン※1から声をかけることもできます。
さらに、カメラには赤外線LEDを搭載しており、夜間でも映像を確認できます。

センサーが検知するとスマートフォン※1にお知らせ
屋外カメラに内蔵の動作検知センサー、人感(熱)センサーが反応するとスマートフォン※1に通知され、カメラに映った映像を見ることができます。カメラのセンサー検知範囲は32分割の領域から自由に設定可能。
また、動画と音声はホームユニットに挿入したmicroSDカードやmicroSDHCカード(いずれも別売)に自動で保存でき、スマートフォン※1に保存することもできます。

お値段は、まず必要なホームユニットとカメラ1台のセットで2万円台、カメラの追加は1台1万円くらいのようであります。アイ・オー・データ機器とかプラネックスというとパソコンの周辺機器メーカーというイメージでありますが、パナソニックは家電メーカーというイメージからもとっつきやすいかもしれません。あとは、カメラとホームユニット間の通信が無線LANではなく、DECTなのでこれが凶と出るか吉と出るかかは設置環境次第ではあります。

・・・と、このような感じでありますが、「ズームがほしいぞ」「レンズの向きは遠隔で変えられないのか(パン・チルト)?」「ソーラーパネル付きの電源供給がいらないタイプがほしいぞ」といった多様なニーズに応えたり、「お値段第一」「覗けるもんなら覗いてみやがれ!」みたいな勢いに対応できるのはやはり中華カメラでありまして、たいへん悩ましいところであります。

某フリマサイトで新品が送料込み6,XXX円、2,000円引きクーポンを使って実質4,XXX円、しかも案外これがよさげでありまして、これとどう見てもそっくりさん(スマホ用アプリも同じもの)がホームページ上では「自社製造・開発」の文字が踊っている某社さんが売られているものとどう見ても同じっぽくて9,XXX円みたいな感じでありまして、日本ブランドものの2万円とか3万円というお値段を見ると、いや、まあ、何を信じていいのやら複雑です。

いや、ほんと、中華カメラ、セキュリティ面ではいろいろとやはりでありますし。まじ、ほんと、ホワイトラベル製品だらけでありますが、それでも行き着くところは「見たけりゃどうぞ」な場所だし、結局「安さは正義」になってしまうわけであります。恐るべし、中華パワー。中華料理は偉大であります。

そうそう、このようなカメラであっても無線LAN機器は日本国内での使用には技適等(工事設計認証)が必要でありますからお求め・使用の際には十分ご注意ください。(法律上、技適等のない機器を販売することや購入・所持することは禁止されていません。使用することに問題があります。)

で、ブロガーのみなさんはどんなカメラを?と思われた方は、こちらのリンクアイコンをクリックしてお探しくださいであります。

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