つまり、業界の体質としては。


太陽光発電の業界団体ということになっている、JPEA様のご意見表明であります。つか、「昔からパネルを作っているメーカーさんと、あとは仲良くしておいたほうがいいかなと思って集まった会社さんとで成り立っていう団体」という感じでありますが、なんというか、こう、広く業界とか地球環境の将来を熱く語ってくれるような感じにはちょいと思えないわけで。

JP-ACはJPEAが受託しているお仕事だけど、電話がつながらなくてもJPEAに苦情持ってくるなよという位置付けというのようでありますが、太陽光発電事業(野良・低圧)の大きなボトルネックの1つはJP-AC、その親玉はJPEAってちょっとユニークな構造でありますね。

昨今話題、つか、その昔からいろいろとアレな東新橋方面の旧日本電報通信社さんだって、もっとスマートにやりますぜ、であります。

太陽光発電の状況 ー 主力電源化に必要な新規案件開発継続ー
調達価格等算定委員会資料
2020年10月30日
一般社団法人 太陽光発電協会
https://www.meti.go.jp/shingikai/santeii/pdf/062_01_00.pdf

新規案件の開発と導入量が急減し、太陽光発電の将来を担う事業者・人材の育成と、産業の持続的成長が危ぶまれている。

官製バブルという機会をいただいておきながら何を甘えたことを。やんちゃな人たちとかチンピラな人たちには、ご退場いただいて、健全な成長をお願いしますよ。お上の政策と国民の負担のおかげで導入量は大きくなったのですから、その政策と負担に失礼のないように、健全な業界であるようにリーダーシップを発揮するのが健全な業界団体ってものではありませんか。これまで(昭和の時代から、ではありませんか?)さんざんおねだりした上に、さらにおかわりとは、一般社会の視線というのは結構厳しいのではと思うわけであります。

無計画な山林造成等による太陽光発電開発は、業界としても意識するべきことと考え、土地造成コストを最小化できる太陽光に適した土地の確保は重要。

「意識するべきこと」というのは何やら煮え切らない書き方でありますね。「言語道断」「問題」と言い切らないあたり、一部のやんちゃが無茶な造成しているけれどもそれぞれビジネスってものがあるからやめろとかは言えないけども、無茶な造成はしなくてもよければだれもしたくないわけで、そういうことはしなくていいように、土地造成コストを最小化できるよう荒廃農地を使えるようにしてね、ってことでありましょうか。「無計画な山林造成」は業界だろうが業界でなかろうが、大きな問題でありまして、「意識するべきこと」みたいな甘っちょろいものではいかんと思います。

賦課金はFITがスタートした2012年7月(A)と比べ、2020年度(B)は約1/7に減少

・・・と、ドヤって、ほら、安くなってるよとイメージづくりをされても、であります。「最近運転開始をしているものは買取単価が下がってる分、kWhあたりの賦課金は下がっているけれども、40円とか36円のウマウマソーラーの固定価格買取期間が終わるまでは賦課金は増え続ける一方であります、スミマセン」「でも、太陽光は必要なんです。うちらのビジネスっていうことだけではなく、環境のためにいいんです。」「ウマウマさせてもらった分、しっかり税金は払います、あと、低炭素社会の実現と、健全な産業・業界の適切な発展に尽くしますので何卒よろしくお願いいたしたく」だろ、と思うのですが。

これを読んだ一般の方々が、太陽光発電業界ってなんかズレてね?と思わないか心配であります。つか、腹の底では何と思っていても、とりあえず反省から入りません?こういうものって。

JピーAさんにはいろいろ苦労させられてますぜという有名ブロガーのみなさんの苦労話はこちらのリンクアイコンからどうぞでありますよ。

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■ お知らせ(1)

業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。

■■ お知らせ(2)

物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。

■■■ お知らせ(3)

固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料をどうぞであります。

■■■■ お知らせ(4)

オンラインではないほうのTMK13 (第13回太陽光発電メンテナンス研究会)の開催は昨今の込み入った事情により来年以降とさせていただきます。オンラインなほうのTMKオンラインについては、毎月(12月を除く)の開催の予定、次回のTMKオンライン(TMKオンライン04)は11月25日(水曜日) 20:45からの予定でありますよ。


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