解体等費用とか、思ったより自家消費しませんでした、テヘペロ♪をさせないためとはいえ。


固定価格買取制度のうち、2020年度以降認定分の10kW以上50kW未満の太陽光に課せられているのが「地域活用要件」であります。

「家族を減らすな、省エネするな」とは言ってはいないのではありますが、「認定取り消し」とは、結構厳しいものであります。これ。

よくある質問
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/fit_faq.html

地域活用要件
(中略)
Q6-4. 例えば、認定後の家族構成の変化や、電化製品等の省エネ化による需要の変動など諸事情により自家消費等の比率が30%を下回る場合、何らかの手続きが必要になりますか?また、このような場合でも認定が取り消されることはあるのでしょうか。

A.認定基準違反となりますので認定取消しとなります。認定申請にあたっては、将来生じうる事態を十分に勘案した上で、自家消費等の比率が30%以上となるような事業計画をよくご検討ください。

家族が減っても、省エネ化をしても、自家消費比率が30%以上となるような計画をよく検討せいとのことでありますが、どうやって検討するのでありましょうか。天気のいい日は電気を消費すべく、太陽に負けない勢いで真っ昼間から友達をたくさん呼んでウェイウェイしながらホットプレートで焼き肉を毎日するような計画ということでよいのでしょうか。(模範解答的には蓄電池等にためて夜に使うということになるのかなとは思いますが・・・。)

さて、これとも関連する部分もある「解体等費用」の件であります。以前は「廃棄等費用」だったはずでありますが、いつの間にか変わったようであります。意図がないのに名前を変えることはまずないわけで、きっと何かありそうですが、

それはさておき、10kW以上の太陽光について、固定価格買取期間の最後の10年で、強制的に積立させるぞ(一部の優遇されるような大企業様とかの例外を除く)というものであります。発電事業者は、買ってくれる電力会社に「交付」して、電力会社はなんとか機関に「交付」するそうであります。何が「交付」だよ。吸い上げじゃねえか、という感じでありますが。

暦の上では春ですがの風物詩として、この時期恒例のパブコメ募集中であります。

電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令案等
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620121005&Mode=0

案件番号 620121005
定めようとする命令などの題名 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令等
根拠法令条項 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法第3条第1項等
行政手続法に基づく手続か 行政手続法に基づく手続
案の公示日 2021年2月8日
受付開始日時 2021年2月8日21時0分
受付締切日時 2021年3月9日23時59分

ご意見のある方はいちおうはっきり言っておきましょう。もっとも言ったところで、「単純なミス」「指摘されてお上が気づいた抜け穴で残しておくと発電事業者が悪用しそうなもの」「大手企業とか海外から圧力がかかったもの」以外は、「調達価格等算定委員会において」「意見が取りまとめられました」「この意見を尊重」「再生可能エネルギーが長期安定的に」「地域での社会的信用」「地域でのトラブル発生」「再生可能エネルギーの主力電源化に向けて国民負担の抑制」「今後の政策立案の参考とさせていただきます」などなど事前に用意されているフレーズの組み合わせによるテンプレ&コピペを基本とするお上の考え方表明で、コメントなんぞ蹴っ飛ばされるのがパブコメの様式美なんて話もあるようですが、プロレスは観戦するよりも、参加しておくほうがよいかもしれません。

個人的には、

  • なんとか機関は流用しないのか?(国営ねずみ講みたいに100年安心とホラ吹いたり溶かしたりしないのか?なんとか年金機構みたいなことをしない保証はあるのか?)
  • 「解体等」って「等」を勝手に拡大解釈してどさくさ紛れに他に使ったりしないのか?
  • 税務上の取り扱いはどうなるのか?(全額損金になるのか、そうであれば国税庁のお許しは得ているのか)

と感じた次第です。

陰ながらソーラーシェアリング推しの当ブログ主(推しているだけでなにかできる資金力・信用力があるわけではないのですが)として気になったのは、2020年度以降認定分の10kW以上50kW未満の太陽光について、50kW以上のkWh単価の2倍の解体等費用が設定されているというえげつなさであります。

「50%を自家消費する前提。売る分が半分になるんだから、積立の単価は2倍にするぞ」という理屈のようでありますが、1kWhあたり1.33円だそうでありまして、11年目以降の売電収入から10%にもなるような金額というのは、(自家消費要件が課されない)営農型をつぶしにかかっているのではとも思えるような設定でありまして、荒っぽいなあと思うわけであります。

ピンクのネクタイが素敵なかちょーさんも荒っぽかったですが、現在のかちょーさんも地味に(ピー)そうな顔して、結構攻めてきますね。

ところで、この積立、「太陽光発電設備の廃棄等費用の積立てを担保する制度」だそうでありますが、「積立てが勝手に他に流用されたり持ち逃げされたりしなことを担保する制度」はできるのでありましょうか。

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