先日の地震の影響と思われる、発電設備の「停止」あるいは「停止と思われる事象」が散見されるようであります。野良的な放置で気づいていない方も多いようにも思えますが、検針日を過ぎてから悲鳴が聞こえてこないかがちょいと心配であります。
ご自身で現地を確認できたり、「とにかく見に行って対処してね」とお願いできる先がある方はうらやましいですが、発電設備が遠かったりするとどうにもならないわけであります。
発電設備の停止が生じた場合、設定等の次第では自動復帰するケースもありますし、手動で復帰しないといけないケースもあります。
何が止まっていて、何が動いていいて、何が確認できないのかの適切な把握は、自分が対応する場合でも、だれかに対応する場合でも重要でありますが、ある程度原因の切り分けができていると気持ちも落ち着くというものであります。
- 何が起こっているか確認しようがない (ネットが止まっていて発電量もカメラも見られない)
- カメラは動いている (ということは、ネットは動いている・電気は切られていないからケーブルは大丈夫そう)
- 発電量の遠隔監視は動いているけれども発電量がゼロ (ケーブルドロではないけどもパワコンが止まっているかも?)
などさまざまであります。
- 電気の供給
- パワコン
- 遠隔監視システム
- カメラ
- ネット
それぞれが動いているか否かである程度切り分けていくことが可能でありますね。
パワコンが止まっているような状況の方は、少々コストをかけてでもどなたかにお願いするなりしても早く確認・復旧したほうがよいですよ。それ、売電していないってことですから。
当ブログ主もそのへんのお願いできる体制をもうちょっと整備しておきたいなと思う今日このごろですが、「たまなし」「ぐんたま+とち」「ちばらぎ」と三方面があるなあと考えると、専業でどこでもできる方がうらやましいであります。
専業だしぐるっと巡回してきたよという方も、兼業系だけど各方面にお願いしたよという方も、気になってしょうがないけどまだ何もできてないやという方も、みなさまアイデア探しは他の方にブログが参考になりますよ、きっと。
■ お知らせ(1)
業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。
■■ お知らせ(2)
物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。
■■■ お知らせ(3)
固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料をどうぞであります。
■■■■ お知らせ(4)
TMKオンライン06はこの記事のとおり、2月26日(金曜日)の19:45からの開催です。オンラインではないほうのTMK13 (第13回太陽光発電メンテナンス研究会)の次回開催は新コロの状況次第(2021年3月は開催しません・最速でも5月)です。
コメント