個人で太陽光発電事業をされている方は注意ですよ。所得の壁。


「個人でするべきか?法人でするべきか?」問題について、お尋ねいただいたときには必ずお伝えしていた、個人でやるときのデメリットの件であります。

キラキラ・イケイケなエリート系リーマンなみなさまにおかれましては稼ぎも十二分でありましょうから相対的に言って比較的気にならない話ではと思いますが、「並」くらいと思っている方は要注意であります。

国税庁による「令和元年分民間給与実態統計調査結果」によると、令和元年分の「1年を通じて勤務した給与所得者」の平均給与収入は436万円であります。太陽光発電事業に手をのばしてみようかなて的な中年オッサンリーマンの平均年収ではあればもう少し高いのかなという感じはいたします。年を食っているってこともありますし。

そこで問題になってくるのがこれであります。

年収800~1000万円子持ち世帯の悩み「残業代が原因で所得制限に。頑張って仕事をする意味がない」
2021.3.15
https://news.careerconnection.jp/?p=112899

「子どもにお金がかかるので余裕はない」

一方、世帯年収800~1000万円の人たちは、私立高校無償化や児童手当といった公的補助が受けられないために、教育費の負担が重くのしかかる。都内の30代男性は

「子どもにお金がかかるので余裕はない。所得制限により児童手当、小児医療の補助が受けられないことがあり不満。残業代が原因で所得制限に引っかかってしまったとき『頑張って仕事をする意味がない』と感じた

と不満をこぼす。

個人で太陽光発電事業をおやりになった場合、従来の収入・所得に、太陽光発電事業による収入・所得が合算・通算されて、それをもとに私立高校無償化や児童手当などなどの公的な補助を受けられるかどうかの判定がなされるわけであります。

お上としては財源は限られている、与党内(の特に某特定の政党)は弱者のための政治、その折衷案として割りを食うのは、給与は平均より上だけれども大して上でもなく背負っているものがいろいろと多い、当ブログ主界隈をご覧になっている中年オッサンリーマンよりもちょいと上あたりのレベルにバサッと線を引く、いわゆる所得制限であります。

「給与は平均より上だけれども大して上でもなく背負っているものがいろいろと多い、当ブログ主界隈をご覧になっている中年オッサンリーマン」のままであれば所得制限にかからない状況でも、太陽光発電事業を個人で始めしまったばっかりに、事業での収入・所得が合算されてしまい、所得制限ラインを突破、なんてことはありがちでありまして、意味がなかった、にもなりかねません。

せっかく苦労して太陽光発電事業を始めても、今までもらえていたものがもらなくなってしまってトータルでマイナスということが生じかねません。それを割り引いても得るものはあるという前向きな考えは素敵ではありますが、もしかしたらご家庭内の不和の原因になるかも・・・。十分ご注意ください。

もっとも、減価償却費はしっかり計上、固定資産税(土地・償却資産)もしっかり払って、遠隔監視システムも保険もしっかり入って、青色申告特別控除もしっかり使っているような方であれば、低圧1つでは大きな所得にはなりませんが、個人で複数設備をお持ちの方は結構要注意であります。

個人でもあえて減価償却費は定率法を選んで、最初のうちは所得を小さくするというのも先送り策としてはアリですが、将来、減価償却費が小さくなって所得が大きくなってきたときにどうするかの作戦は必要であります。

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