ソラフロCISパネル、大切な「実発電量」。先月の出来高は。(2021年4月)


大切な「実発電量」はどうなのでしょう。ソラフロCISパネル。のその後の記事です。

長く守っていたオムロンパワコン童貞エコめがね童貞の喪失記念に、そして、国産パネルソーラーフロンティア(ソラフロ)CISパネル導入記念に書いた記事なのですが、一部からピー(自粛)をdisるのをやめてとの声が出ておりますが、

disってません。

ソラフロCISパネルといえば「実発電量」だそうですから、限られたデータで恐縮なのですが実際どうなのかなというデータを記事にしたいと思います、の2021年4月号です。

まず、設備の概要です。

  • ソラフロCIS: 185W×560枚 (103.6kW)
  • パワコン: オムロン(新電元からのOEM供給)三相5台で49.9kW
  • 遠隔監視: エコめがねRS ※CTセンサーではないほう

比較対象1は近くにある結晶系の両面受光パネル(パネル容量は1割ほど多め)、パワコン・遠隔監視はソーラーエッジ(三相3台で49.9kWに設定)、防草シートは普通のシートの上に白ピカの2枚重ねです。比較対象2はかなり遠くにある結晶系の片面受光パネル(パネル容量はほぼ同じ・ただしこの地域のほうが日射量はややよさげ)、パワコン・遠隔監視はSMA(単相4.5kW 11台で49.5kW)です。

優れた「実発電量」、そしてお値段ももちろんアレでしたから当然期待は大なのですが、結果は以下のとおりでした。

  • ソラフロCIS 11,297 kWh ※結晶系(比較対象1)に対して 86.53%
  • 結晶系(比較対象1)13,055 kWh
  • 結晶系(比較対象2) 11,272 kWh

個人的な期待値としては、ソラフロCISの発電量が、比較対象1の85~90%くらい・比較対象2と同じくらいなら互角、それ以上ならさすがソラフロCIS、さすが実発電量というところで考えていました。4月は「互角」のレンジ内というところでした。ソラフロCISは暑さにも強いということになっていますので、これから強みがどう出てくるかが楽しみです。

ソラフロCISとか、オムロンブランドだけど中身は三相パワコンから撤退を発表した新電元とかをdisるような結果になったら許さんぞという国産至上主義な方も、中国共産党は好きになれないけど中華料理と絶妙なコストパフォーマンスは捨てがたいという方も、けんかせず、以下のリンクアイコンから素晴らしいブログをお探しください。
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