ソラフロCISパネル、大切な「実発電量」。先月の出来高は。(2021年5月)


大切な「実発電量」はどうなのでしょう。ソラフロCISパネル。と、ソラフロCISパネル、大切な「実発電量」。先月の出来高は。(2021年4月)の続きみたいな記事です。

新電元さんがパワコンから撤退することを恨んでいるわけではありません。

ソラフロCISパネルといえば「実発電量」だそうですから、限られたデータで恐縮なのですが実際どうなのかなというデータを記事にしたいと思います、の2021年5月号です。

前回と同じことを書いていますが、設備の概要です。

  • ソラフロCIS: 185W×560枚 (103.6kW)
  • パワコン: オムロン(新電元からのOEM供給)三相5台で49.9kW
  • 遠隔監視: エコめがねRS ※CTセンサーではないほう

比較対象1は近くにある結晶系の両面受光パネル(パネル容量は1割ほど多め)、パワコン・遠隔監視はソーラーエッジ(三相3台で49.9kWに設定)、防草シートは普通のシートの上に白ピカの2枚重ねです。比較対象2はかなり遠くにある結晶系の片面受光パネル(パネル容量はほぼ同じ・ただしこの地域のほうが日射量はややよさげ)、パワコン・遠隔監視はSMA(単相4.5kW 11台で49.5kW)です。

2021年5月の結果は以下のとおりでした。

  • ソラフロCIS 10,669 kWh ※結晶系(比較対象1)に対して 85.37%
  • 結晶系(比較対象1・両面でパネル容量1割ほど多め)12,497 kWh
  • 結晶系(比較対象2・片面でパネル容量はほぼ同じ・地域が違う) 11,260 kWh

個人的な期待値としては、ソラフロCISの発電量が、比較対象1の85~90%くらい・比較対象2と同じくらいなら互角、それ以上ならさすがソラフロCIS、さすが実発電量というところで考えているところなので、今月も互角という感じでした、かなりギリギリですが。どこでソラフロが本気を出してくるか、楽しみです。

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