受理されるまで6週間、何を舐めわされているかよくわからない定期報告。


発電事業者のみなさん、定期報告はきちんとされていますでしょうか。有効に活用されているかいまいちよくわかりませんが、やらないといけないのでやりましょう。(活用されているのはしっていますが、有効かどうかは・・・?)

結構不親切な入力フォームだったり、入力させなくてもあるところにはデータはあるでしょうと言いたくなるような項目も結構あるわけでありまして、これが、DXとか、イノベーションとか、デジタル庁(事後的割り勘)とか、技術立国だとかいろいろと言っている国の行政への提出文書なのかと思わざるを得ないのですが、やらないといけないのでやりましょう。

さて、この定期報告。報告区分は三種類あります。

  • 設置費用
  • 運転費用
  • 増設費用

読んで字の如しでありますが、報告のタイミングは以下のとおりになっています。

報告時期
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/fit_report.html

以下の時期に報告してください。

(1)発電設備が運転開始した日から一ヶ月以内に設置費用報告
(増設した場合は、増設した日から一ヶ月以内に増設費用報告)
(2)発電設備が運転開始した月又はその翌月に、毎年1回運転費用報告

はあ、1か月以内とか当月または翌月ですか。そのくせ、提出したものが「受理」されるのに1か月半かかるというのはどういうポンコツっぷりなのでありましょうか。(許可を出すとかではなく、ただの受理ですよ、みなさん。)

何かこの界隈、時空が歪んでいるというか、何かおかしい気がしてなりませんが、お上もアレ、業務をやっている高級会員制業界団体の中のなんとかセンターもアレ、な気がしてなりません。太陽光を主力電源化とか言われてもなんかなーであります。でも、やらないといけないのでやりましょう。

なお、この定期報告、「受理」されないと次の定期報告を出すことができません。報告すべきものを報告せずに溜め込んでしまった方は、本来出すべき順番に1つずつ、提出→受理されるまで待つ→・・・を繰り返していかないといけませんから、あまり溜め込む前に少しずつでも片付けることをおすすめします。

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