野良ソーラー、低圧FIT復活、それはないと思いますが、このままでもどうにもならんわけで。(1)


ごく一部で野良ソーラー的な低圧FIT復活を期待する向きがあるようであります。再エネを増やさないとグレタちゃんとか、いろんな筋から叱られるという流れもありますし、2030年までにおぼろげ坂46達成するためには、空き地に中華パネルを並べるアレが手っ取り早いといえば手っ取り早いのではありますが、付け焼き刃以前の泥縄レベルの対応ではよくないわけでありまして、2050年とかレベルであるべき電力システムをきちんと検討した上での政策をお願いしたいです。

お上からすると低圧FIT野良ソーラーは「お小遣い稼ぎ」「ゴミ」「クズ」でありまして、いろいろと面倒を引き起こしたものでありますから、復活なんてさせない、闇に葬り去りたい対象でしょう。相当に怖い人たちとか、権利意識ばかりが高い人達がいろいろと各方面に・・・なんて話も小耳どころではないレベルでいろいろとと聞いたりするわけでありまして、太陽光に関してはお行儀のいい人だけが残ってほしい、これが本音でありましょう。

そうすると、お行儀の悪い人たちの中にはお行儀のいい人の背後に隠れていろいろとしようとしたり、なんてことを当然生じる流れでありまして、すでに画策しているような雰囲気もあります。お上にはこれまでのイロイロからイロイロな蓄積もあると思いますので、ぜひ、それを踏まえてブレないグランドデザインをしっかりお願いしたいです。

太陽光は昼間しか発電しないわけで、これを増やせば「昼間に余った電気を夜とかにどうやって持っていくの?」問題はますます避けて通れません。過度に増やすならこのコストも考えないといけません。逆に言うと、「持っていかなくていい」がメインのものはもっと導入が進めばと思うわけで、そうすると自家消費(余った分は売る)の太陽光発電はもっと普及する余地がありそうであります。

あとは、バッテリーとセットでのエキセントリックな過積載の推奨とかも、系統の安定という観点では効果はあるかもしれません。ただ、20年本当に持つバッテリーをみなさんがお買い求めにあるかというと、そのへんはいろいろとどうかなと思うところはあります。

海外と系統をつないじゃえという考えをお持ちの方もあるようです。世界がみんな仲良しならそれは有意義だと思いますが、日本の近辺の国・地域は、いろいろと意地悪をしそうで、ちょっとご遠慮したい国・地域がなぜか多いです。なんでなんでしょうね。

風力とか地熱とかいろいろと思うところはあるのですが、次かその次の記事にしたいと思います。

ということも大変ですが、経済産業省。こんなことでもいろいろと大変みたいです。

衝撃!官僚が作った「茂木新幹事長対策マニュアル」のヤバい中身
A4用紙22枚にわたって注意書きが延々と……経済産業大臣時代に事務方の官僚が作った「トリセツ」が細かすぎる
2021年11月12日
https://friday.kodansha.co.jp/article/214437

「コーヒーと紅茶のどちらが好きなのか程度の申し送りはよくありますが、22ぺージにも及ぶものは聞いたことがありません。茂木氏は『役人よりも自分のほうが頭が良い』という態度を隠さない政治家です。彼の機嫌を損ねないように、申し送り事項がどんどんアップデートされ、省内に周知させるためにメモを作成したらそんなページ数になったのでしょう」

経済産業省の役人のみなさんにおかれましては、えらそうな政治家と、イロイロと面倒な各方面の狭間で大変だとは思いますが、この文書を作成する人件費も税金なんだなと思うと、大臣は冷麺くらい注文して待って食べろよと思いました。

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■ お知らせ(1)

業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。

■■ お知らせ(2)

物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。

■■■ お知らせ(3)

固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料(METPV-20データ利用)をどうぞであります。

■■■■ お知らせ(4)

次回のTMKオンライン(TMKオンライン15)は11月分ではありますが、12月上旬開催とする予定です。慣例では12月の開催はありませんが、11月分を12月に開催ということにしたいと思います。これが2021年最後のTMKオンラインです。オンラインではないほうのTMK (太陽光発電メンテナンス研究会)の次回開催は新コロの状況次第ですが、第六波が来なければ2022年1月(新春特大号)あたりで開催できばいいなあと淡い期待をしています。


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