オンライン代理制御のパブコメ結果公表、お上のお気持ちが示される。


当ブログの過去記事でも紹介させていただきました、オンライン代理制御のパブコメ募集。(すいません、FIPについては関心事ではあるのですが、未だにもやもや感があるので、触れません。) 結果が出ています。お上の考え方というか、お気持ちというか。かなりの部分は事前に想定されていた内容に、準備されていた定型文かなという感じもしないでもないです。

個人的には代理制御という概念自体は理にかなっているとは思っているのですが、制御量そのもの以外の部分のコスト負担をどんな感じで公平性を担保するのかなと関心をもって見ておりました。明示的に「オンライン制御対応の事業者はこれだけの費用負担をしていると想定されるので、その分のコスト分はオフラインの事業者は不利な扱いになるのだから仕方ないでしょ、不利がいやならオンライン制御に対応しなさい。えっ、パワコンメーカーが新品パワコンを買えるくらいにぼったくる? 再エネの普及拡大の敵だから月に代わって社名を公開してあげるから言ってきなさい」くらいのパワフルさもあってもいいのではと思いました。無理だけど。

オンライン代理制御(経済的出力制御)。パブコメ募集中ですよ。
http://www.rokutech.jp/blog/2021/11/28/pubcom_20211128/

強靱かつ持続可能な電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律の施行に伴う電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則その他関係省令の改正案の概要
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=620121025&Mode=1

カテゴリー 工業
案件番号 620121025
定めようとする命令などの題名 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令等
根拠法令条項 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法第3条第1項等
行政手続法に基づく手続か 行政手続法に基づく手続
案の公示日 2021年11月9日
受付締切日時 2021年12月8日23時59分
結果の公示日 2021年12月28日
命令等の公布日 2022年1月31日
提出意見数 24
提出意見を踏まえた案の修正の有無 有

今年の仕事は今年のうちにということで、年末に結果が公示されていました。

提出件数は24件とありますが、ご意見とお上のお考えPDFに整理された意見の数は48個。建前では1件ずつ意見を出せ(複数意見がある場合にはその数だけ出せ)ということにはなっているのですが、守らない人が多いのようです。まあ、住所とか氏名とか何回も入れるのは大変なんですよ、アレ。同一人物が複数意見を出す場合には、ボタンクリックポンでご意見欄が増えるようにしたほうがいいのではと思います。

しかしまあ、24件。少ないな、というのが第一印象です。ただの不平不満は、ゴミと、そのクラスタの質の低さを示すだけにしかならないわけですが、理詰めで主張することは大事ではと思うのであります。ですが、代理制御、各方面への影響の程度の割には24件は少ないなあと・・・。熱いみなさんはあきらめモードなのか、それとも当初からこの程度ならリスクとして許容できるレベルなのか、それとも投げやりモードで太陽光「投資」はオワコン扱いなのか。

24件(というか24人・組織から提出された48件)の意見。PDFファイル6枚分でありまして、じっくり読んでみると各方面の意見が凝縮されているとも言えないでもありません。「事業」者として、今回の件、同業の方がどんなことを考えているかを知るよい資料ではないかと思うわけです。

2.提出意見数
24件
※意見提出者の数を示しておりますが、別紙では、1件の意見に複数の意見が含まれる場合は、回答のわかりやすさの観点から意見を分割して整理しており、数字が合いません。
※なお、本件意見募集とは直接関係のない御意見に対して、当省の考え方は示しませんが、承っております

「つまらん意見(など)はいちいち相手にしないけども、承っております」はこれまであまり目にしなかったフレーズでありますが、お上が「承った」ご意見は、どんなご意見だったのか、ワクワク興味があります。

個人的には、既存の「連系容量」とか「土地」とか、だれが煽っているのかしらないけれどもエキセントリックエクストリームスーパーな過積載した太陽電池パネルを活用できる、蓄電池での活用にはインセンティブを出すような流れがあってもいいのではとも、やや思うわけでありますが、野良ソーラーと同じようなノリで野良蓄電池となるとそれはまたちょっとどんな展開になるかが読めてしまうわけで、野良ではない流れを期待したいです。
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■ お知らせ(1)

業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。

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物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。

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■■■■ お知らせ(4)

2022年のTMKオンライン(オンライン版太陽光発電メンテナンス研究会)は奇数月開催くらいにしようかなと考えています。オンラインでないほうのTMK (太陽光発電メンテナンス研究会)は、新コロの状況次第ですが早くても3月、でしょうか。


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