オミクロンも怖いですが、お餅も結構、数字の上では危険であります。
消費者の味方なのかどうなのか、ちょっとどうかなと思われます消費者庁からのお知らせです。
年末年始、餅による窒息事故に御注意ください!
-加齢に伴い、噛む力や飲み込む力が衰えてきます。小さく切って、少量ずつ食べましょう。-https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_cms204_20201223_01.pdf
厚生労働省の人口動態調査によると、「不慮の事故」による死因のうち、食物が原因となった窒息による65歳以上の高齢者の死亡者数は、年間3,500人以上、中でも、80歳以上の死亡者数は2,500人以上です。
さらに、人口動態調査の調査票情報を基に、消費者庁で平成30年から令和元年までの2年間を分析したところ、餅による窒息死亡事故の43%が、餅を食べる機会が多い1月に発生しており、特に正月三が日に多いことが分かりました。
食物が原因となった窒息事故で、65歳以上の高齢者が年間3,500人以上亡くなっている、そのうち、43%が1月に発生ということでありまして、すなわち「1月に、食物が原因となった窒息で亡くなっている65歳以上の高齢者1,500人以上。時節柄、餅が原因の割合が高いと考えられる。」であります。
ちなみに、2021年の交通事故死者数は2,636人だそうであります。
令和3年中の交通事故死者数について
https://www.npa.go.jp/news/release/2022/20220104001jiko.html
令和3年中の交通事故による死者数は、2,636人(前年比-203人、-7.2%)で、5年連続で最少を更新しました。
交通事故による死者数の半分以上に相当する人数が、たぶん餅による死者数。交通事故も怖いですが、餅がいかに凶暴かがわかります。こわいよ。
さて、そんな時期にやってきたのが、白い封筒、赤字で「重要」「お持ちの太陽光発電設備の重要なお知らせ」と書かれたもの。お餅ではなく、お持ちでした、失礼しました。
封筒の裏には社名が書いてありましたが、みんな大好きな、新宿系テック企業さんではありませんでした。
どんな重要なお知らせかを見てみましょう。
クリアホルダーに入った、紙が3枚と返信用封筒。
- 中古太陽光高価買取キャンペーン
- 雑草対策しないと年間40万円も損しているかも!?
- アンケート用紙
- 返信用封筒
はあ、別に。売るつもりもないし、対策してますし。重要なお知らせじゃなかったです。
ぽいっ、クリアホルダー以外は。
■ お知らせ(1)
業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。
■■ お知らせ(2)
物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。
■■■ お知らせ(3)
固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料(METPV-20データ利用)をどうぞであります。
■■■■ お知らせ(4)
2022年のTMKオンライン(オンライン版太陽光発電メンテナンス研究会)は奇数月開催くらいにしようかなと考えています。オンラインでないほうのTMK (太陽光発電メンテナンス研究会)は、新コロの状況次第ですが早くても3月、でしょうか。
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