他よりも割高でも各種のポイントバラマキ施策のおかげで実質的には割安に買えることも結構ある、なんとか市場。大家(楽天)と店子(店舗)の間にはせめぎ合いというかパワハラみたいなことがあるのかないのかは知りませんが、各種のポイントバラマキ施策の原資は大家が出しているそうですので、買い物をする側としては店舗には遠慮する必要なんてこれっぽちもなく、無慈悲にポイントをいただきたいものであります。
細かいポイントもつまむぞ、ということでピンセットのイメージをお借りしました。
サービス・料金詳細
https://www.rakuten.co.jp/ec/plan/cost_detail/
「楽天ポイント」とは、楽天会員に提供するポイントプログラムです。楽天会員が商品を購入した際に、
ポイントを付与しています。店鋪様には、ポイント原資(通常1.0%)を負担していただきます。
キャンペーン施策のポイントは大家が負担していることが明記されています。通常1.0%以外のポイント原資は、その他の名目で店子が大家に吸い上げられているものから大家がバラまいているということで、キャンペーン施策のポイントをイナゴのように食い荒らしても店子は直接的には困らない仕組みです。(イナゴの勢いが増したり、囲い込みに成功したら、そのうちまた改悪するんだろうけれども。)
さて、日本の周辺にある国・地域とは、台湾を除くすべての国・地域と微妙な関係なわけでありますが、微妙な関係の4か国のうちの一つのがよくお使いのフレーズが「無慈悲」です。
【無慈悲】北朝鮮の無慈悲なチャーハンコピペが秀逸すぎると話題にhttps://yukawanet.com/archives/5204547.html
- 緊急献立会議した
- チャーハンを作るよう指示した。
- 食材を仕入れるよう指示した。
- 食材を仕入れる準備に入った。
- 食材の仕入れが完了し調理待機状態に突入した。
- 食材の下拵えを指示した。
- 鋼鉄の包丁がかつてない程の切れ味で食材を切り裂くだろうと発表した。
- 鋼鉄の包丁が待機状態に入ったと発表した。
- 食材の下拵えが終了したと発表した。
- 下拵えを終えた食材が待機状態に入った。
- 鋼鉄のフライパンを準備するよう指示した。
- 鋼鉄のフライパンのが待機状態に入った。
- チャーハンの調理を指示した。
- チャーハンの調理が可能な待機状態に突入した。
- 強力な火力で炒めるだろうと発表した。
- ガスコンロが待機状態に入った。
- お昼までに重大な決断をすると発表した。
- お昼のメニューがチャーハンに決定したと発表した。
- チャーハンを作ることが承認された。
- この世の誰も体験したことのない革命的食感のチャーハンになるだろう。
- 本物のチャーハンを味わうこととなるだろう
- カレーライスの予定を白紙に戻す決定が下った。
- ガスコンロの元栓が総解放され、残されたのはチャーハンの調理だけだ。
- チャーハンの調理開始まで1分1秒の状態だ。
- すでに客には通告している。
- 本物のチャーハンの味見せてやる
無慈悲に、かつてない程の切れ味で、強力に、革命的な細かさで、本物のウマウマをするためには、1ポイントでもこだわってみたいものです。そこで気にしたいのが、損をしないポイントの消化のタイミングと、付与されるポイントの計算方法です。
まず、この手のポイントは、「還元率が高ければ貯める」「還元率が低くければ消化する」が基本です。なんとか市場では様々なポイント施策が行われて、なんとかカードで払うとよりポイントがたまります。この点から考えると、なんとか市場での買い物ではなるべくポイントは使わない(なんとかカード払いでなるべく貯める)、なんとか市場の外ではポイントを使う、が基本になります。
とはいえ、なんとか市場のような「100円につき1ポイント付与」の場合、99円未満の端数はポイント対象にはなりませんから端数だけはポイントで払うというのも地味ながら大事なポイント消化の方法でした。「でした。」と過去形なのは、2022年3月までは税込金額が付与ポイント計算のベースだったので計算が簡単だったのですが、2022年4月の改悪で税抜金額がベースとなったのと、どさくさまぎれなのかよくわからない仕様のため、計算がとても複雑になってしまいました。
以下、送料が別途かからないお買い物を前提にします。(送料が絡むとさらにややこしくなるので。)
税込み6,619円のお買い物の場合、改悪前なら「100円未満の端数はポイント払い」で、19円はポイント払いとするのがおすすめでした。残りの6,600円に対して「1%」とか「1%の●倍」とかのポイントが付与されますので端数の取りこぼしがありません。(なんとかカードの利用によって付与されるポイントのうち、原則としてどこで利用しても付与される基本の1%は月間の利用額合計での計算なのですが、それはここでは気にしないことにします。)
改悪後は「本体価格がきりがいい6,000円になればいいんだから、19ポイント払って残りの6,600円にすればいいんじゃね?(消費税率10%の場合)」と思ってしまうのですが、そう単純ではないようです。
実際、お買い物カゴに防草シート(推定重量10kg)を無慈悲に放り込んだ際に表示された付与予定ポイントはこんな感じでした。
通常購入分 1倍 60ポイント
SPUポイント 楽天モバイル +1倍 60ポイント
SPUポイント 楽天カード 通常分 +1倍 66ポイント
SPUポイント 楽天プレミアムカード 特典分 +3倍 177ポイント
SPUポイント 楽天銀行+楽天カード +1倍 59ポイント
SPUポイント 楽天証券 投資信託 +0.5倍 30ポイント
送料無料ライン対応ショップ限定キャンペーン +1倍 60ポイント
イーグルス・ヴィッセル +1倍 60ポイント
なんだ、60とか30ではない、この59とか177というのは。どうも施策・対象ごとに、計算方法や端数処理がちがうっぽいです。ということで、当てずっぽうでてきとーに使うポイントをいじくってみたところ、19ポイントではなく、17ポイント支払って残りを6,002円にすれば、59が60、177が180になりました。使うポイントを2ポイント減らすと、付与ポイントが4ポイント増えました。つまり、「2円余計にお支払いすると、2ポイント減らずに済んでさらに4ポイントもらえた」ですから、2円で6ポイントが買えた、つまりこの調整によって追加的に1ポイントが0.33円ほどで買えた計算になります。なにこれ、1ポイントでも無駄なく無慈悲にいただかないと!
【楽天カード】ポイントを利用した場合の特典ポイントの計算方法https://ichiba.faq.rakuten.net/detail/000031091
2022年4月1日(金)以降
※ポイントを利用した場合、ポイント利用分は税抜商品価格から先に差し引かれます。例)
税込商品価格11,000円(うち消費税1,000円)+ 送料500円
の商品を、500ポイント利用して、楽天カード決済でお買い物した場合
・楽天カード決済額:(税込商品価格11,000円)+(送料500円)-(ポイント利用500ポイント) = 11,000円
・ポイント付与対象:(税抜商品価格10,000円)-(ポイント利用500ポイント) = 9,500円
・付与ポイント数:9,500円×1% = 95ポイント
これが答え合わせでありまして、結論としては、ポイント付与の計算のベースになるもの「税込価格」「税抜価格」の2つ、さらにポイントを使用した場合は「税抜価格からポイント使用分を引いたもの」が増えて、合計で3つになるので、これらの2つまたは3つで、なるべく切り捨てになるポイントが発生しないように、使用するポイントを決める必要がある、ということになります。余計な計算をさせやがって、三木谷さんめ。奥が深い。
つまり、上の例、10%税込で6,619円(税抜6,017円)の買い物で、19ポイントをポイント払いしようとした場合にはこんな感じになるようです。
- 通常購入分 1倍 60ポイント → 税抜価格6,017円がベース(ポイントの使用有無は影響しない)
- SPUポイント 楽天モバイル +1倍 60ポイント →税抜価格6,017円がベース(ポイントの使用有無は影響しない)
- SPUポイント 楽天カード 通常分 +1倍 66ポイント →税込価格からポイント使用分を引いた6,600円がベース(楽天カードで決済した金額)
- SPUポイント 楽天プレミアムカード 特典分 +3倍 177ポイント→税抜価格からポイント使用分を引いた5,998円がベース
- SPUポイント 楽天銀行+楽天カード +1倍 59ポイント→税抜価格からポイント使用分を引いた5,998円がベース
- SPUポイント 楽天証券 投資信託 +0.5倍 30ポイント →税抜価格6,017円がベース(ポイントの使用有無は影響しない)
- 送料無料ライン対応ショップ限定キャンペーン +1倍 60ポイント →税抜価格6,017円がベース(ポイントの使用有無は影響しない)
- イーグルス・ヴィッセル +1倍 60ポイント →税抜価格6,017円がベース(ポイントの使用有無は影響しない)
さらにクーポン使用とか、複数の商品を買った場合とか、商品によって還元倍率が異なる場合とか、もう、端数処理はあらゆるところで発生するのですが(基本的に三木谷さんが損をしないように切り捨てとかが多い)、ひとまず、1つの商品を買った場合はまあこんな感じということで、ヲチは特にありません。
■ お知らせ(1)
業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。
■■ お知らせ(2)
物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。
■■■ お知らせ(3)
固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料(METPV-20データ利用)をどうぞであります。
■■■■ お知らせ(4)
オンラインでないほうのTMK (太陽光発電メンテナンス研究会)、水面下で再開を検討中であります。例の会場もなくなってしまったので、会場探しからであります。
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