あっちこっちの広告をクリックしたり、物件情報に食いついてみたりしては、「トロくさいどエンドユーザーにはこの物件がお似合いだ！」とか、「資料が間違ってる？ ガタガタ細かいこというな、高いほうが正しいから、3%値上げでも喰らえ！」とか、みたいな感じ(かなり塩味で味付け済み)のソルティな対応を食らって、この業界の荒波を感じざるを得ない今日このごろです。
なお、焼き鳥は塩よりはタレが好きです。
ということで、いつもどおりいらすとやさんからイメージをお借りしているわけですが、ソルティにちなんでウユニ塩湖のイメージです。
即断即決で、文句を言わず、数十万円くらい金額が釣り上がったり理不尽な追加負担があっても気にせずに出せる豪快さと無鉄砲さが必要なようでありまして、豆腐メンタル(絹ごし)の当ブログ主としましては、これからチャレンジするみなさんってすげーであります。
さて、そんな中、相変わらずよく表示されるのが、14% プレミアム物件あり！みたいな広告です。いまどき本当にそのような物件が本当にあれば広告なんて出す前に蒸発するレベル感でしょうし、さもなくばあと10年くらいしか残っていない中古物件か地雷案件じゃないですか？・・・と思っているわけですが、それみたいなもの、以前にも当ブログで記事にしていました。
プレミアム物件！多数掲載！(なの？)
http://www.rokutech.jp/blog/2019/03/10/premium_maji/
「利回り14％プレミアム物件」だそうなので、利回り14%以上を指定して検索してみると0件でありました。
「売電価格43.3円、38.8円物件も多数掲載」だそうなので、売電価格40円を指定してみるとやっぱり0件でありました。(36円はちょっとだけありましたが。)
なんとまあ、3年も前の記事なのでありますが、3年経ってもやっぱり14%な物件はありませんでした。釣り広告、ひどい。(棒読み)
物件がないならさっさと広告をひっこめればいいのにとか、広告の文言を変えればいいのにと思うわけですが、3年経っても変わらないというのは、それでも許されるコンプライアンスなのか、それとも他に何かきっと理由があるのでしょう。知らんけど。
「いい物件があれば紹介してください」なみなさん。
- あなたより金払いがよくて、あなたより細かいことを言わない人に物件が回るのが当然の世の習いです。
- 物件を紹介してくださる側から見て、あなたには他のお客さんなどを差し置いて物件を紹介してもらえるだけの価値がありますか。
- 何事も相場というものがあります。
- 身の程を知ることが大事です。
当ブログ主ですか？ 身の程を知りましたので、あっちから物件情報がどんぶらこしてきてもまずは、何か落とし穴があるんじゃないかと身構えて、そして、みなさんを陰ながら応援することに徹したいと思います。
いやー、ホント。他では売れない物件だからこっちにくるんだなと。こんな相場のときにはおとなしくしておくのが一番であります。買わない決断も大事です、特に物件ほしいほしい病のみなさん。
■ お知らせ(1)
業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。
■■ お知らせ(2)
物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。
■■■ お知らせ(3)
固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料(METPV-20データ利用)をどうぞであります。
■■■■ お知らせ(4)
オンラインでないほうのTMK (太陽光発電メンテナンス研究会)、水面下で再開を検討中でありますしたが、例の会場もなくなってしまったり、また例の疫病が再流行していたりで、なんかなーであります。
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