サーモグラフィを選んでみる(1)

クランプメーターを選んでみるの続きみたいな記事です。

さて、弊社ではFLIR E4の購入をたくらんでいるわけですが(たくらむだけなら無料でできます)、昔よりも安くなったとはいえまだまだ高価な機械であることは代わりはありません。「サーモグラフィ」とメーカーさんが名乗っている機種であれば、安価な機種なら10万円ほどからですが、上はきりがありません。秋葉原の某店や、PV Japanでも実機を触らせていただいたりして、なんとなくわかったような選ぶポイントを備忘録のつもりで箇条書きにしてみました。

◆解像度

太陽電池モジュールのホットスポットの特定という目的であれば、「サーモグラフィ」とメーカーさんが名乗っている機種であれば、80×60ピクセル程度の解像度の比較的低い機種でも問題ないように思います。もちろん解像度が高いに越したことはありませんが、お値段も当然高くなります。

◆温度分解能

これも解像度と同様に、ホットスポットの特定という目的であれば、「サーモグラフィ」とメーカーさんが名乗っている機種であれば、比較的安価な機種の、0.15度程度でも十分でしょう。建築物の断熱等を見るのであれbあもっと高いほうがいいようです。

◆測定視野角

あまり狭いと、太陽電池モジュールから離れないと全体が撮影できません。後ろに下がって測定・撮影すれば問題はないのですが、そのあたりが可能かどうかはアレイの配置にもよります。ある程度広角なほうがよいかと思います。

◆バッテリー・使用可能時間

あまり短いと不便です。4時間程度の機種が多いようです。

◆可視画像との合成等機能

可視画像と重ねて見えると、何を見ているのかがよくわかります。MSXやPIPという機能です。これはあると便利です。

撮影された画像や実際に使った方の感想探しに役立つのはインターネットですが、日本語のみではなく、英語のページも検索対象とすると、より多くの画像や感想が見つかります。機種名と”Review”とでレビューが、複数の機種名を並べると比較記事が検索できるかと思います。ぜひお試しください。

・・・ということで、検討した機種についても備忘録のつもりで走り書きです。

●FLIR E4

CHINOからはCPA-E4、TASCO からはTA410CAとして販売されています(FLIRからのOEM)。今のところの本命。お値段は約12~15万円。解像度の高いE5がほしいけども、贅沢は・・・。さらに上位機種のE6・E8はちょっと手が出ません。( ご参考: http://shin-ei.ne.jp/flir-E )

●FLIR i3

CHINOからはCPA- 0130、TASCO からはTA410XKとして販売されています(FLIRからのOEM)。軽いのが魅力ですが、測定視野角が狭いかなと。お値段は約8~10万円。上位機種のi5・i7もありますが、狙うなら上のE4・E5でしょうか。

●FLUKE Ti95

最近出たばかり。FLIR E4よりも解像度は少し高くて、お値段も少し高めの約19万円のようです。

●日本アビオニクスへ(旧: NEC Avio) Thermo Shot F20

コンパクトデジカメのような形状。F20なら20万円ほどで、解像度とお値段を考えるといい感じ。販売中止になっています。F30はちょっと手が出ません。

●FLUKE VT02/VT04/VT04A

「サーモグラフィ」とはメーカーさんが名乗っていない機種。あくまでも放射温度計ですよ、ということでしょうか。こちらも軽いのが魅力ではあります。お値段は6~10万円。

●CHINO Easy Thermo TP-S
2,000画素と、解像度は低め。(50×40ピクセルくらい?) 「見る」専用で保存機能はないようです。温度分解能は0.5度と粗めですが、お値段はお手軽です。お値段は4万円ちょい。

●その他中古など
上位機種の中古を密かに狙っていますが、こればかりは運です。計測機器の販売店さんや、オークションでも出ているようです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました