ファミペイ(FamiPay)やらナナコ(nanaco)で払える金額の上限


※ 2020/6/2追記: PayPay (with Yahoo!JAPANカード)とLINE Pay (with LINE Payカード)について追記しました。

これとかこれ関連の話題であります、また。固定資産税のお支払いで慌ただしい今日このごろ、大事なことなのでまとめておきましょう。とはいっても当ブログ主は属性が悪いため、ファミマTカード発行会社のポケットカードに嫌われているせいか、ファミマTカードは落選続きでありまして、ファミペイのことはよく知りません。ファミペイはサービス開始時のキャンペーンに食いついて、その後は・・・でありますゆえ。


まず、1回の会計でいくらまで払えるのかであります。注意事項としては、nanacoの複数枚使用や、ファミペイの現金併用の場合のレジ操作をわからない店員さんや、「できない」と言い張る店員さんもいますので、やさしく教えてあげるくらいの広い心が必要です。(いずれもまず「残高不足」のエラーが出ますが、残高を全部使うという操作をします。=nanacoの場合は画面右上の「確認」ボタンです。)

nanacoの場合であります。

  • nanacoカード1枚あるいはnanacoモバイル1台にチャージできる「電子マネー残高」上限は5万円(nanacoカードの場合や、モバイルの場合でもアプリではなくウェブサイトからのチャージの場合には「センターお預かり残高」になりますので、「残高確認」することでこれを電子マネー残高に移す必要があります。クレジットカードチャージの場合の「センターお預かり残高」の上限は5万円です。)
  • 1回の会計で「電子マネー残高」からの減算処理ができる最大回数は5回
  • なので、例えば「電子マネー残高」5万円のnanacoを5枚用意すれば、1会計でnanacoで払える上限は25万円(超過分や残高不足分は現金併用可)

ファミペイの場合であります。

  • 残高の上限は10万円
  • 1会計でファミペイで支払える上限も10万円(超過分や残高不足分は現金併用可)

次に、クレジットカードでチャージできる回数や金額の上限であります。

nanacoの場合です。

  • チャージ用に新規登録できるクレジットカードはセブンカードプラスのみ。チャージ時にクレジットカード会社から0.5%相当のポイント付与。(すでに登録済みのセブンカードプラス以外のクレジットカードによるチャージは引き続き可能。ポイント等還元はチャージ元クレジットカードによる。セブンカードプラスを登録して解除せずに他のカードに変更という方法であればゴニョゴニョ)
  • 1枚のクレジットカードを、nanacoカード1枚とnanacoモバイル1台に登録(紐付け)可能。
  • チャージは1回5,000円以上30,000円以内(1,000円単位)。 ※ガラケー用のアプリは29,000円以内
  • チャージはnanaco1枚(1台)に対し1日(日が変わるまで)「1回」「3万円」、1か月「10回」「20万円」が上限。※当然ですがクレジットカードの利用限度額以内であることも必要です。

ファミペイの場合です。

  • チャージ用に使えるクレジットカードはファミマTカードのみ。チャージ時にファミペイボーナスとして0.5%相当のポイント付与
  • チャージは1回1,000円以上30,000円以内(1,000円単位)。
  • 1日「10万円」、1か月「100万円」が上限。※当然ですがクレジットカードの利用限度額以内であることも必要です。

まとめると、「極力、現金を足したくない」なら最大25万円までいけるnanaco「最大10万円でもスマートにいきたい」ならファミペイ、でありましょうか。

ファミペイで1日に払えるのは「前日までに10万円チャージしておき」「1回目の会計が終わった後にまた10万円チャージする」で、合計2会計20万円(1会計10万円×2回)が上限でありますが、nanacoであればnanacoカードやnanacoモバイルがたくさんあって、計画的にチャージする限りにおいては1会計25万円がnanaco払いの上限ではありますが、1日100万円でも払えるわけであります。

もっとも、近くにファミマがあるのにわざわざ遠くのセブンイレブンに行くというのはどうかなというところもありますし、どこぞのだれかのようにファミマTカードごときにお断りされてしまえば選択肢は絞られてしまうわけでありますが。


PayPayの「請求書払い」LINE Payの「請求書支払い」についても少々。どちらも自分のスマホのカメラでバーコードを読んで払う方法であります。コンビニの店頭でPayPayとかLINE Payで払うわけではありません。また、バーコードがついていればどこの自治体のものでも払えるというものでもありません。(ほにゃららペイ支払いに対応している必要があります。)

PayPayは以前はYahoo! JAPANからのチャージや紐付けでポイント還元がありましたが、今はチャージによるポイント還元はありません。なんだつまんね、であります。ソフトバンクやワイモバイルをお使いの方ならまとめて払いで電話料金とまとめて払えるようでありまして、電話料金をクレジットカードで払うようにしていればポイント付与の対象になるようであります、知らんけど。(当ブログ主はソフバンもワイモバも使ってないし。) 決済ごとに0.5~1.5%のポイントは付くようでありますが、公式記載の条件を見ると、1.0%とか1.5%への壁はちょいと厚そうです。前月に100円以上の決済50回と、合計10万円という2つの壁を超えないと1.5%にならんということです。

LINE Payは「チャージ=一旦残高にして、それで支払うという方法(残高支払い)ではポイントあげないよ」という方針でありましてポイントほしければ「Visa LINE Payカード」で「チャージ&ペイ」(事前にチャージ不要・紐付けしたクレジットカードに請求)してねという方針のようであります。で、あちらこちらににぎやかな最大3%還元であります。あくまでも最大でありまして、決済ごとに1~3%のポイントが付くとなっているようでありますが、3%ゲッチュのためにはマイランクが「プラチナ」でないといけないらしく、「過去6ヶ月間のポイント獲得数に応じて決まり、毎月1日10:00に更新」が、5,000ポイント以上でないと「プラチナ」になれないようであります。「Visa LINE Payカード」でさっさと買い物するとか、普段からいろいろとLINEのいろいろなサービスを使っている方でないとちょいと厳しそうでありますね。

当ブログ主としては今はnanacoでおなかいっぱいでありますが、その頃にはPayPayとLINE Payとの関係にも進展がでてきそうでありまして、きっと改悪でありましょうけれどもnanacoよりは・・・という感じで落ち着くのかなと予想されるところ、ゆっくり考えたいと思います。


最後に、nanacoギークなクラスタのためのおまけ情報であります。

  • クレジットチャージのみを前提とした場合、1会計でnanaco 1枚(1台)で払える上限額は13万円であります。前日までに「電子マネー残高」「センターお預かり残高」各5万円の状態にしておき、当日レジで「1回目nanaco払い」→「残高確認(センターお預かり分の電子マネー残高への反映)」→「2回目nanaco払い」「この間に3万円をインターネット経由でチャージ」(→nanacoカードの場合や、モバイルでもチャージをアプリではなくウェブサイトから行った場合は「残高確認(センターお預かり分の電子マネー残高への反映)」)→「3回目nanaco払い」であります。
  • 同様に、チャージ元クレジットカード1枚のみ、nanacoカード1枚とnanacoモバイル1台を前提した場合には、1会計でnanaco 1枚+1台で払える上限額は23万円であります。(上記13万円で3回に加えて、5万円+5万円で合計5回の減算処理)
  • はっきりいっていろいろと手間がかかるので、高額な決済をされる方はnanacoカードの複数枚持ち(5枚×5万円/枚で25万円とか)をおすすめします。

nanaco派の方も、ファミペイ派の方も、みなさま素晴らしいブログの数々へ以下のバナーからお訪ねください。「どっちでもいいよ、めんどくさいから。現金払うから代行してくれない? ただしポイント分はバックしてね。」という方は当ブログ主までご連絡ください。
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■ お知らせ(1)

太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■ お知らせ(2)

最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■ お知らせ(3)

延期になっておりましたTMK13 (第13回太陽光発電メンテナンス研究会)は、事情が許せば7月上旬に開催を予定しております。日程のご希望などございましたらお知らせください。


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