売電権利付き土地・中古発電所10億円どんどん買います!みたいな


売電権利付き土地・中古発電所10億円どんどん買います!みたいなDMが来ました。最近の業者さんは勢いがええどすなあ、10億円で買ってくださるなら喜んで売りますどえーという感じでありますが、10億円で買ってくれるわけではないようでありますね。当たり前か。

で、このDMの送り先は、お上謹製の営業支援&ドロボウホイホイデータから得たそうであります。役に立ってますねえ、お上謹製の営業支援&ドロボウホイホイデータ。

誠に勝手ではございますが、経済産業省資源エネルギー庁にて公表されている「事業計画認定の公表」を拝見させて頂き失礼だとは思いましたが、送付させて頂きました。

「誠に勝手ではございますが」「拝見させて頂き」「失礼だとは思いましたが」など、この業界にしては珍しく低姿勢な文言であります。いや、この業界には低姿勢な方たくさんいらっしゃいますよ、念のため。

何を根拠にしてどういった査定をされるのかはわかりませんが、発電施設付きであれば年間想定売電収入を9倍か10倍してどエンドに売れる値段を計算して、そこからいろいろ理由を付けて値段を下げて、最後にウェーイwwwと自分の儲けを引いて査定価格を計算する感じ、権利付き土地だとやっぱり権利持ちな容量での想定売電収入を9倍か10倍して、そこから上モノでこれくらいかかるという金額を引いたお値段から、いろいろ理由を付けて値段を下げて、最後にウェーイwwwと自分の儲けを引いて査定価格を計算する感じなのありましょうか。

想定売電収入を9倍か10倍して、そこから上モノでこれくらいかかるという金額を引いたお値段で権利付き土地を売ろうとされているような事案も、不動産の某闇市方面とか太陽光発電アドバイザーがいるから安心かどうかわからない某比較見積もりサイトでは散見されるようではありますが、何事も資本主義、欲の欲のぶつかり合いは経済発展の基本でありまして、みなさんがんばってくださいであります。

行動力と資金力のある方がうまくやり抜くのは資本主義の基本中の基本でありますが、だからといって勢いに乗りすぎると「資本主義とはいえ、やってることって、ヨドバシカメラであつ森を仕入れているテンバイヤーと何がちがうの?」などと狭い世界で言われてしまうことになってしまうとなんとか水産あたりで酒の肴になりかねないわけでありまして、そのへんは「ビジネスとしての正当・当然な対価の範囲」か、「業としてやってないよ、不用品の処分だよ」の範囲か、まあそんな感じあたりでお察しくださいであります。

当ブログ主は資金力がありませんので、後出しジャンケンで条件を吊り上がるような事案についてはしっぽを巻いて真っ先に逃げ出すタイプであります、盛りたければ最初から盛っておけばよいのにと思うわけでありますよ、そうすればこちらも手間が省けるわけで。つか、最初から参戦しませんってば、弱っ。

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■ お知らせ(1)

業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。

■■ お知らせ(2)

物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。

■■■ お知らせ(3)

固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料をどうぞであります。

■■■■ お知らせ(4)

オンラインではないほうのTMK13 (第13回太陽光発電メンテナンス研究会)の開催は、早くても11月(忘年会)以降でありますが、昨今の事情から年内はもう無理かもしれません。オンラインなほうのTMKオンラインについては、毎月(12月を除く)の開催の予定であります。


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