ゆっくり選んでみたい、太陽光発電設備向け格安SIM選び。(4)


ゆっくり選んでみたい、太陽光発電設備向け格安SIM選び。(1)ゆっくり選んでみたい、太陽光発電設備向け格安SIM選び。(2)と、ゆっくり選んでみたい、太陽光発電設備向け格安SIM選び。(3)の続きです。

この記事では、シェアが高い(1位から5位)と思われる格安SIMの事業者の以外の事業者の料金プランでおすすめできそうなものをまとめてみました。

シェアが高いところと比べると個性派揃いです。お好みのものが見つかりますでしょうか。

エキサイトモバイル (Fitプラン)
  • 高速通信を使わなければ385円/月。以降、3GBまで、7GBまで、12GBまで、17GBまで、25GBまで、の段階性の料金です。
  • ドコモ回線。(音声・SMSはau回線も選択可)
  • SIMの追加は可能。最大5枚。データ通信専用SIMの場合、追加SIM 1枚あたり220円/月(データ容量は共有)。
  • いわゆる「節約モード」あり(200kbps)。切り替えはSIM単位で可・スマホアプリはなし(ウェブブラウザから)。
  • 低速通信(200kbps)で3日間で366MBを超過すると制限モード(通称「お仕置きモード」)発動。
  • バースト転送機能あり。
  • 「バースト転送あり」「1契約で複数枚持ちが可能で容量シェアも可能」「SIM単位で節約モードの設定が可能」を満たす格安SIMではかなりお安いのではと思います。同じexciteモバイルのFlatプランと比較して、7GB/月までならお安いです。3GB/月までなら770円/月と格安SIMの一般的な水準(990円/月とか)よりは安めなので、高速通信も少し使う、という方にもおすすめできそうです。

exciteモバイル (Flatプラン・低速通信のみ)
  • 高速通信0GB(低速通信のみ)で550円/月。ほか、3GB、12GB、20GB、25GB、30GB、40GB、50GBのコースあり。
  • ドコモ回線。(音声・SMSはau回線も選択可)
  • SIMの追加は可能。データ通信専用SIMの場合、追加SIM 1枚あたり220円/月(データ容量は共有)。
  • いわゆる「節約モード」あり(200kbps)。切り替えはSIM単位で可・スマホアプリはなし(ウェブブラウザから)。
  • 低速通信(200kbps)で3日間で366MBを超過すると制限モード(通称「お仕置きモード」)発動。
  • バースト転送機能あり。
  • 「Flatプラン・低速通信のみ」より、「Fitプラン」を常時節約モードで運用したほうがお得です。おそらく、「Flatプラン・低速通信のみ」は、前月にFlatプランの3GB以上の使っていたユーザーが「前月の残り容量は繰り越したい・繰り越し分だけで十分」という場合に選択するオプションとしてあるのかなと想像します。

リンクスメイト (データ通信のみ・100MB)
  • 高速通信100MBで165円/月。ほか、200MBから1TBまでのコースあり。
  • ドコモ回線。
  • SIMの追加は可能。データ通信専用SIMの場合、追加SIM 1枚あたり110円/月(データ容量は共有)。
  • いわゆる「節約モード」あり(200kbps)。切り替えはSIM単位では不可(すべてのSIMに対して同時にON/OFF)スマホアプリはなし(ウェブブラウザから)。
  • 低速通信(200kbps)で3日間で300MBを超過すると制限モード(通称「お仕置きモード」)発動。データ容量をシェアしているSIMすべての合計で判定。
  • バースト転送機能なし
  • 安いことは事実ですが、「SIM単位での節約モードON/OFFはできない・容量をシェアしているすべてのSIMに同時にON/OFF」「お仕置きモードは容量をシェアしているすべてのSIMの合計で判定・すべてのSIMに同時に発動」と厳しい点は要注意です。1アカウントで複数「グループ」(容量をシェアしない別の契約)も可能で、2枚目以降を追加SIM(110円/月)ではなく、容量シェアがされず、お仕置きモードの発動も別枠になる別グループのSIMとして契約する(165円/月~)のも選択肢です。

HISモバイル(ビタッ!プラン)
  • 100MB/月までなら198円。以降、2GBまで、5GBまで、10GBまで、15GBまで、30GBまで、それ以上、の段階性の料金です。データ量上限設定が可能。余ったデータ容量の翌月への繰り越しなし。
  • ドコモ回線、ソフトバンク回線のいずれかを選んで申し込み。
  • SIMの追加は不可。(2枚目以降は別契約として申し込み。)
  • いわゆる「節約モード」なし
  • 低速通信(200kbps)で3日間で366MBを超過すると制限モード(通称「お仕置きモード」)発動。
  • バースト転送機能なし。
  • 「データ量上限設定」があるので、100MBに設定しておけば198円/月での運用が可能です。「節約モード」がないので月初から100MBの消費が始まってしまいます。使い切ってしまうと月末までは低速運用でがまんするか、データ量上限設定を上げるかをする必要があります。
ロケットモバイル (神プラン)
  • 高速通信0GB(低速通信のみ)で328円/月(ソフトバンク回線は438円/月)。ドコモ回線の場合、1GB、2GB、3GB、5GB、7GB、20GBのコースあり。
  • ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のいずれかを選んで申し込み。
  • SIMの追加は不可。(2枚目以降は別契約として申し込み。)
  • いわゆる「節約モード」なし
  • バースト転送機能あり。
  • 「ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線のいずれかを選べる」「バースト機能ありの低速通信が328円/月(ドコモ回線、au回線の場合)」が特徴でしょうか。なお、料金プラン(データ容量)の変更はドコモ回線のみ可能のようです。「今すぐ増量」「翌月から増量」「翌月から減量」のいずれかを1か月に1回のみ可能です。

やっぱり安さなら怪しい鳥だなと思われた方も、怪しい鳥よりもHISモバイルだなと思われた方も、Fitプランって名前がいいよねのexciteモバイルの方も、ロケットモバイルで低速通信をたっぷり使うぞと思われた方も、みなさま、他の発電事業者の方はどんなSIMを使っているのかを参考にされてもいいかもしれません。
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■ お知らせ(1)

業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。

■■ お知らせ(2)

物件の検討にあたっては業者さんの「俺様シミュレーション」による利回りではなく、ご自身の十分な理解の上、将来の収支や採用される機器の信頼性などもよくご検討の上で、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断ください。

■■■ お知らせ(3)

固定資産税のお支払いでポイントなどを貯めるお話ならnanacoとかファミペイの話を、イケイケな過積載に挑むなら方位角・傾斜角各種対応の過積載のいわゆる「ピークカット」率の参考資料(METPV-20データ利用)をどうぞであります。

■■■■ お知らせ(4)

次回のTMKオンライン(TMKオンライン10)は6月下旬の開催を予定しておりましたが、当ブログ主の勝手な事情により、7月2日(金曜日) 19:45から開催と決めました。オンラインではないほうのTMK (太陽光発電メンテナンス研究会)の次回開催は新コロの状況次第ですが、2021年9月以降開催になりそうです。


コメント

  1. ガンガン より:

    某中国パワコンメーカーの技術屋さんがそのスマート●ガーがロケットモバイルでもOKだったといってるのを聞きました。
    「ロケットモバイルで動かない」って電話に対してw

    • fppv fppv より:

      コメントありがとうございます。
      格安SIM側で何か変なことをsていることはないわけで、ドコモ系なら大丈夫でしょ、あとは速度とかの問題ではと思ってはいます。
      といいながら、不測の事態に備えて割高ですが、格安SIMの中であh無難なOCNモバイルONEのSIMは予備で1枚もっています。

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