よくいただくご質問の1つが「どんな雑草対策がおすすめですか?」であります。
ところがこれ、とてもむずかしいご質問です。方法としては、防草シート、除草剤、草刈りなどがありますが、現場の条件によってできるもの・できないもの・できないでもないけれどもあまりおすすめではないものがあります。
当ブログ主の発電設備ではこんなパターンがあります。
- かなりお高い防草シートを敷いたので、手間いらず。
- そこそこの防草シートを敷いて、フェンスまわりには春先と秋口に粒状の除草剤、見回りのついでに液体の除草剤とか草刈りとか。
- そこそこの防草シートは敷いたけど、ピンのあたりからど根性な奴ががんばっているので、もぐらたたき状態。
- 何も大して対策をしていないのに、なぜか草があまり生えない場所がある。
暑くて雑草が元気なこのシーズンこそ、ちょっと苦労して雑草の生態をよく観察しておいて、少し涼しくなってから防草シートを追加で敷いたりなんてことを考えるのにちょうどいいタイミングです。熱中症も恐い時期ではありますが、ちょっと様子見をしてみてはいかがでしょうか。検討だけでも。
当ブログ主が組み合わせて使っているものは以下のものです。
- 防草シート – 高級品ももちろんよいのですが、5年とか10年持つくらいのものを草刈り・除草剤併用でという考え方もありなのではと。このくらいものののほうが施工はしやすいですし。1年とか3年のものは補修や敷き直しの回数が多くなりすぎるような。
- 粒状の除草剤 – 春先と秋口に、おもにフェンスまわりなど刈払機の使いにくい場所に。
- 液体の除草剤 – 5月以降に随時。2か月は開けない間隔で見回りの際に。あまり背丈が高くなる前に。
- 刈払機 – 除草剤を使えない場所。あと、背丈が高くなってしまったものは刈ってしまいます。軽いもの(刃が小さい)と重いものを使い分けています。
3年くらい戦っていると、相手の性格もだんだんわかってきて、どこを攻めると(以下自粛)。
アクティブなブロガーのみなさんはどんな雑草対策を?なんて情報も、こちらのリンクアイコンをクリックでどうぞです。
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