「新規契約後2週間だけ最大3GB・3Mbpsの世界を体験させてくれる」、その後は128kbps格安SIM、月々の費用は無料のdonedoneの「エントリープラン」。2週間が経過したので、128kbpsの世界にやってきました。
世間の格安SIMの、いわゆる「節約モード」は200kbpsが一般的ですからそれよりも遅めです。
さっそくいろいろと試してみました。SIMを入れたポケットWifiに接続した、スマートフォンから、あえて混んでいる昼休みの時間帯に試しています。
まず、Googleで「Speedtest」で検索することでたどり着ける「インターネット速度テスト」。結果は上り、下りとも0.08Mbpsとか、0.09Mbpsとか(80~90kbps)。まあ妥当であります。
Google検索自体もややもっさりではありますが、「実用に耐えない」というレベルではない、タダと思えば許容範囲だと思います。
次に、Wikipediaにも項目のある「阿部寛のホームページ」。阿部寛さんは有名ですからWikipediaに項目があるのは当たり前ですが、「阿部寛のホームページ」という項目がわざわざあるくらい、特別なホームページです。結果は写真以外のテキストはあっさりと表示、写真はゆっくり表示されました。
さらに、「ナウル共和国政府観光局日本事務所」。こちらもなんなくスムーズに表示されました。
やるじゃん、donedone エントリープラン。さすが、auの手下、契約回線数の底上げの別働隊。
次に監視カメラを覗いてみました。スマホはdonedoneで接続、現場の中華カメラはLinksmateの格安SIM(節約モード200kbps)で接続なので、遅い原因は基本的にdonedone側のはずです。
アプリ「iCSee」で接続しているカメラと、アプリ「Eye4」で接続しているカメラは、いずれも、PTZなしのシンプルなカメラは動きがもっさりではあるものの、少し待てば表示されるという感じで十分実用になりました。PTZありのカメラも最初の表示までは問題ありませんが、PTZの操作はなかなか動いてくれません。これはかなりイライラです。
アプリ「ToSee Plus」で接続しているカメラ。PTZなしのシンプルなカメラだけです。3台ありますが、いずれもカメラには接続できている(充電やカメラ側)Wifiの強度は表示される)ものの、待っても画像は表示されませんでした。
最後に、「Doby」で接続しているカメラ。PTZなしのシンプルなカメラのみですが、接続しているカメラが結構贅沢なデータ量なせいもあってかやはりタイムアウト状態でした。
ということで、今回はdonedoneのSIMを発電設備側ではなく、スマホ側で使ってみた結果ですが、このような感じです。
- 遅いながらも重たいものでなければいちおうつながる。
- 監視カメラは「転送されるデータ量が小さいカメラ・アプリ」で、PTZなしのシンプルなカメラなら実用になりそう。PTZは使い物にならなさそう。
- というところから考えると、遠隔監視システムもデータをクラウドに送るタイプであれば十分に実用になる可能性は高い。現場に設置された端末に都度アクセスするタイプだとどうかな?
そのうち、現場に設置したdonedoneエントリープランのSIMをルータに入れて試してみたいと思います。
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